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どうしてだろう・・・

どうしてだろう・・・

  兄弟の娘が結婚した。25年前のことである。江藤家へ入籍した。

 江藤文恵(7・21・4・12➡氵・さんずいは水を意味して4画、したがって江は7画。藤は籐で21画、恵は惠で12画)になった。

 外格・江恵で  19画大凶

総格・江藤文恵で44画大凶

最低でも離婚。夫と死別。江藤家を破り、自身の身を亡ぼす。

 悪すぎるので江藤文重と撰名した。鑑定書を作って渡した。夫の姓名も悪いので一緒に撰名し、同様に鑑定書を作成し、夫婦そろって二冊の鑑定書が江藤家の本棚に保管された。

 子供が二人生まれ、長女に友香(ゆうか)長男に公紀(こうき)とそれぞれが完全大吉名である。

 姪夫婦の相当な努力と頑張りによって、長女、長男はそれぞれ大学を出て社会人になりサラリーマンとして活動している。

 2023年1月中旬、姪から電話があった。

「公紀が結婚して来月子どもが生まれるので、

叔父さんに名前のことで相談しに行きたいと言うので、本人から連絡が有ったら相談に乗ってやっていただけませんか?」

 「そうか。全く知らなかったが、それは大変おめでとうだね。もう性別は解ったのだね?」

「男の子です」

「まあ何とつけたいのか、来た時に良く希望を聞いて、江藤に合う名を決めればいいと思うので、いつでもいから電話を寄こすように公紀君に伝えて下さい」

 「ありがとうございます。叔父さんも忙しいと思いますけれど、電話させますからよろしくお願いします」

 1月下旬の日曜日、11時ごろ公紀君夫妻がやってきた。

                          続く

 

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