小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

季節を感じて 風知草

2009-09-07 | ガーデニング
この夏もまた、涼しげに、なみなみとした緑をしなやかに揺らしていた、風を知る草「風知草」ですが、朝夕の冷えを肌で感じる頃になると、全体に黄色がかって、さわさわとした葉の勢いがなくなってきたように思います。
イネのような花穂もつけはじました。風知草は、今年がどんな夏であったとしても、その季節の変わり目を律儀に感じ、ひと夏玄関を涼しげに飾っていた役目を今終えようとしています。
また、秋が深くなるとすっかり黄色くなって、やがて葉も枯れてしまいます。冬の間痕跡のない鉢ですが、春になると芽を吹き出して、初夏から夏にはまた涼しげに玄関を飾ってくれます。この風知草のサイクルが季節を感じ、また風情をもたらしてくれるのでしょう。
コメント (5)
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