小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

鎌倉 朝比奈切通を歩く

2022-07-11 | ウォーキング

また、暑い夏が戻ってきました。今年の夏を乗り切るのには、熱中症に、コロナ感染に最大限の注意をする覚悟が必要のようです。

とは言っても、運動不足にならないように、気分転換もしたいし、ハイキング程度に歩けて涼しいところという訳で、鎌倉の鎌倉七切通のひとつ「朝比奈切通」を歩いてきました。

朝比奈切通は鎌倉の中心から現在の横浜市金沢区方面へ抜ける道でかって「塩の道」と呼ばれ、六浦の製塩所で作られた塩を鎌倉に運んだ重要な物流ルートだったそうです。

ハイキングコースは鎌倉駅から「金沢八景駅」行きのバスに乗って「十二所(じゅうにそう)神社前」で下車し歩き出します。
朝比奈切通は鎌倉七切通のなかでも、昔の姿がそのまま残る一番長い距離だったそうです。

木立が生い茂る山道に入っていきます。
そそり立った高い岩壁の下は日も遮ってひんやりとするほどでした。




三郎の滝

鎌倉幕府の初代侍所別当を務めた和田義盛の三男はこの切通しを一夜で切り開いた
という伝説の剛力節、その名に因んで「三郎の滝」と名付けられました

峠の大切通

狭い山道の両側には切通しがせまり、緩やかな登り道が続きます
足元は沢沿いの道なのでぬかりとても滑りやすくなっていました


岸壁の岩肌に摩崖仏が彫られ、とても趣のある石仏でした
当時は峠を行き来する旅人の安全を見守ってきたのでしょう

熊野神社
頼朝が鎌倉の鬼門の方位にあたるこの地に熊野神社を守護神として
熊野三社明神を勧請したのが始まりだそうです

こんな山奥にこんな立派な社殿があることにびっくり、とても静かな神社でした


神社の近くに咲くヤマユリとトラノオ

小切通

道幅はいっそう狭くなって両側にそそり立った切通しは迫力満点

石仏たち


まもなく、「横浜横須賀道路」の高速道路の下をくぐって一般道路にでました。
ゴール地点の「朝比奈」バス停につきました。やっぱり暑いです!

コメント (2)
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