小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

NY旅行記 その2 自由の女神像

2012-02-18 | 旅行

ニューヨークに到着してまず、一日の市内観光に参加しました。

マンハッタンのほぼ中央ミッドタウンを南下して、リバティ島の自由の女神像から、北はセントラルパークまで、ニューヨークの名所を巡るというものです。

この日は、スーパーボールの試合でニューヨーク・ジャイアンツが優勝したパレードが盛大に行われる日で、私たちの乗った市内観光バスも予定のコースを変更せざるを得ないほどでした。100万人の人出とか・・・。その熱狂ぶりは、整理しているお巡りさんさえニコニコ顔、もうファンと一体となってたいへんな騒ぎでした。まぁ、こんなことに遭遇できた私たちも幸運と言えるでしょう。

 

2001年9月の米国同時多発テロで崩壊したワールド・トレード・センター跡地に再建工事が進められている新しいWTCも車窓から見ることができました。

 

自由の女神像の立つリバティ島に渡る際のセキュリティチェックは厳しく、パスポート提示から持ち物検査まで徹底していました。

また、フェリーから見るマンハッタンの景色は、今ここニューヨークに立っていることを一番実感できるほどの眺めでした。

 

 

自由の女神像は、アメリカのシンボルとして広く知られ、さらにその正面の姿はあまりにも有名で、大きな感慨はないものと思っていたのですが、私が深く感銘を受けたのは、その右腕の太さと、がっちりとした後ろ姿でした。

移民たちの希望を表すシンボルのたいまつを掲げている右腕は太く、その力強さに圧倒されました。

また、今まさに、切られた鎖から一歩を踏み出そうとする引きずった右足に、自由を勝ち取ったアメリカの民主主義の原点をみたようにも思えるのでした。

 

コメント (8)
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