小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

もうすぐ小正月

2009-01-09 | 小さな旅
昨日、鎌倉の鶴岡八幡宮の近くに用事があり、久し振りに若宮大路を歩きました。私はすでに近所の神社に初詣を済まし、願い事もたくさんしたばかりなので、もう鶴岡八幡宮での初詣は遠慮しておきました。すでにお正月7日も済んでいましたが、たくさんの人出に、さすが観光地鎌倉という印象を受けました。
そして、若宮大路の老舗の酒屋さんの店先には、もう小正月の繭玉が飾られていました。多分柳の枝でしょうか。小さくちぎったような形の紅白のおもちがたわわについていました。
子供達が小さかったころ、上新粉でついた紅白のおだんごを繭玉のかたちにして、木の枝に刺し、どんと焼きの焚き火にあぶって、炭だらけになった繭玉を食べたのを思い出しました。
繭玉団子は一般的には五穀豊穣の願いから繭や稲花などの農作物を模して作られているようですが、この酒屋さんにお願いして撮らせていただいた繭玉飾りは、繭玉というより「餅花」という言葉にピッタリな、やはり古都鎌倉らしい飾りつけでした。
コメント (6)
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