米国は、バイデンの選挙政策から、利下げの方向が強くなっているようだ。来週のCPIは注目だが、弱い結果が出ればさらなるドル安になる可能性がある。ドル円も、3月会議での金融正常化を先取りした動きになっているが、前から書いているように147円がひとつの目処だと考えている。米ドルの動向もあるので断言はできないが、もし3月に、噂どおりにマイナス金利撤廃となっても、147円を大きく割っていくよりも、むしろ逆行してドル円上昇になる可能性すらあると考えている。いずれにせよ、この会議の結果にかけて大きく張るのは無謀なので、会議後から動かしてみたい。
AI関係の株はややおやすみっぽいところもあるが、さくらインターネットの暴落ぶりと、NVIDIAのやや下落を見れば、その差は歴然だ。日本の個別株はどうも「仕手」っぽい動きなのは非常に残念だ。企業としてのAIへの関与は、米国企業と日本企業とはまったくレベルが違うことは以前にも書いた。ただ、AIはまさにこれからなので、どの企業にもがんばってもらいたい。
それにしても、暗号通貨とゴールドが強い。特にゴールドは、いったいどうしたのか、専門家にもわからないようである。
これから数年で2〜3倍も十分ありそうです。
トランプ再選もインフレ要因の様ですし。
以下に他者の意見を持ってきて恐縮ですが、米国の次期大統領は「ほぼトラ」のように思えます。
あの集団は選挙に負ければ逮捕投獄となるのがわかっているので、トランプ大統領当選を違法と奇策を駆使して阻止するでしょう。
トランプ氏の当選をひっくり返す計画もすでにできているでしょう。
トランプ氏の政策の中に、「ドルの新札「トランプダラー」を発行。この新札は金とリンクする」、というのが宮崎氏の意見の中にあります。投資の世界は事件表出のかなり前にすべてが仕組まれているのですよね。
これも実物ゴールド、デジタルゴールド(ビットコイン)の史上最高値の背景の一つではないかなと想像します。
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宮崎正弘『トランプ劇場2・0 世界は大激変』
●トランプはTPP脱退、パリ協定再脱退、IPEFは空中分解
●プーチンとあってウクライナ停戦はすぐに実現となるだろう
●ドルの新札「トランプダラー」を発行。この新札は金とリンクする
●不法移民1100万を送還する。欧州も反移民政党が第一党へ
●次回来日時、トランプが靖国神社参拝したら、どうなる???
泥沼化するパレスチナ問題、見せかけだけの米中対立、弱体化する米軍、内戦状態のアメリカ社会・・・。習近平、プーチン、アラブの王族も「反ネオコン」のカリスマ=トランプとの取引を求めているのではないか?
これで利下げなんかしたら、ますますインフレになってきそうですね。ゴールドには好影響です。
ゴールドおばさんさん
私も「陰謀論」大好きなので、ぜんぜんかまわないですよ。世の中は何で動いているかはわかりません。トランプリスクはひじょうに大きいと思います。陰謀論で長く語られてきた米国内戦がこれほど真実味をもって扱われるようになるとは思いませんでした。
いつも楽しみに記事を読ませていただいております。
ひとつお聞きしますが、デジタルゴールドとビットコインは同じものなのですか?それともトランプのような人があたらしい金とリンクしたものを作る可能性もあるということでしょうか???
すいません色々お聞きしまして
「デジタルゴールド」というのは普通は、ビットコインの別称(あだ名)です。先の引用先の文脈(陰謀論)では「トランプが当選して米国優先の政策をとる。それは従来の米ドルを紙くずにして、新ドル札(金兌換)を作ることだ。だから、それが起きたときに備えて、ゴールド現物やデジタルゴールド(BTC)が買われる」という話です。昔から、陰謀論では、この「新ドル発行」というのは有名な主題で繰り返し現れます。まあ、米国が内戦になって南北米国に分かれることでもあれば、南米国の通貨としてあり得るかもしれません。笑
本当に勉強になります