FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



CPI以後の動きはだいだい予想通りで特に見通しに変更はない。予想外のCPIの堅調さに、米ドルは急上昇。おかげで、ドル円が上がったが、クロス円が下がるという珍しい現象になった。この米国CPIによるドル高のドル円上昇について、さすがの神田財務官も「投機的動き」とは言えなかった。ファンダメンタルズによるドル高であることは誰の目にも明らかで、口八丁手八丁の宇宙人神田にしても、どうしようもない状況である。153円超えてからはクロス円も上がり、やや円安に傾いているが、とても投機的円安による急激な変動とは言えない。やはり、今回は、155円が次の介入警戒ラインになるものと考えている。とにかく次の介入が待ち遠しい。すばらしいボーナスステージになることは間違いない。スワップもたっぷり付くし、上昇が約束されているのだから、財務省からの特大プレゼントである。
 
通常は、ドル円が上がると、ゴールドは下がって、円建てでの動きはなだらかになるのだが、今回は違っている。ドル円の上昇はそのまま円建て金価格に効いてきそうである。ゴールドホルダーにはうれしい。NISAでも金が買えるなどというネット記事が出たが、本ブログでは相当前に書いている内容なのだった。
 
当面の為替トレードはドル円ロング一択。昨日も書いたように、153円の上の方に来たら、すこしずつロングを利食って、ヘッジをしておきたい。突然、とち狂って介入になる可能性ももちろんゼロではないだろう。ただ、岸田訪米中でもあり、非常に難しいのは間違いない。



コメント ( 2 ) | Trackback ( )



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コメント
 
 
 
Unknown (北京ちゃん)
2024-04-11 20:19:58
いつも大変勉強になります。
ありがとうございます。

やまはさんは次の介入が来た場合、どれくらい
下がることを想定して、どの辺りの水準から
ドル円のロングをいれる予定でしょうか?
 
 
 
Unknown (やまは)
2024-04-12 16:24:51
北京ちゃんさん

次の介入の時期にもよりますが、155円だと仮定しますと、幅としてはだいたいいつも5円以上は動かします。財務省の心づもりとしても150円がメドと思われます。ですので、155円で介入して148円あたりまで下げるのが理想でしょう。ただ、ドル高の中でそこまで動かすことができるのか疑問です。したがって150円が過ぎればロングでいいと思っています。
 
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