日銀会議は予想通りの無風で通過。これで年内の重要イベントは終了した。クリスマスも近づき、主要なプレーヤーもクリスマス休暇に入り、為替の本質的な動きは年明け以降になるものと思われる。年内は取引のやや薄い中での上げ下げはあると思うが、基本118円近辺の動きになるのではないか。どちらかと言えば、上への動きを中心に考えている。場合によっては119円台以上もあると思う。
ドル高はここ数日でさらに進み、ユーロドルもついに1.035まで来た。前から書いているように1.09からショートで持っているので、ずいぶんと安くなったものだ。これも前から書いていることだが、パリティよりも下のレベルも十分に考え得る。ただ、ドルインデクスは110あたりで長期のレジスタンスがあり、けっこう派手に上下することが多い。ユーロドルのパリティとこれが重なる可能性があるので、ドルインデクスの状況を見ながら、ユーロドルショートの回収を行っていこうと思う。ただ、現状、当面はドル高は進行すると思われ、年明けにはドルインデクス105を示現する可能性が高いと考えている。豪ドルなどが対円での買いとドル買いとにひっぱられて複雑な動きとなっており、ドルストレートはユーロ以外は手出ししにくい状況である。
| Trackback ( )
|