先週は思わぬ円安になったが、この月曜日からのドル円を占ってみる。
このところ正確に相場の動向を反映しているインデクスドル円の日足を見てみよう。
画像はすこし長めにスパンをとってみたものであるが、上段のRSIに注目されたい。
定石どおり70を越えると反転下降し、30を下回ると反転上昇するという形となっているが、特に上の70のリミットがかなり厳密であることが面白い。生のドル円のRSIはこれほどではなく、もっとランダムな分布を示す。やはり、一度インデクスにしてから演算しているために、よりテクニカルに忠実な動きをすると考えられる。
先週のうちにインデクスドル円はRSIで70をつけて反転のかまえである。このことからすると、来週はドル円が下がる順番であり、円高傾向を示すものと思われる。期間は分からないが、少なくとも3月上旬までは円高となるだろう。メリマンのサイクルでは3月6日が重要変化日なので、そのあたりをひとつのメドとしておきたい。また、週足レベルではまだ上昇の余地を残しているのであり、3月以後、また円安に大きく振れて行くものと考えている。
なお、月曜から、他の通貨に対してのドルも、むしろ徐々にドル安になると思われるので、クロス円はドル円が下げてもあまり大きくは下げないと思う。これはもう少し様子を見たい。
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