FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



来週はドル円上昇で始まると思うが、そのメドはどのあたりか?
 
先に書いたように108.27あたりにフィボナッチ数の233日の移動平均線があるが、ここはP&Fでもレジスタンスとなる部分であり、このあたりを抜けるのに若干の時間が必要だと思う。
が、現状ではこれを止めるだけの材料もないのであり、ドルインデクスの強含みの状況(恐らくユーロドルのさらなる下降)も合わせて、108円後半に達すると思う。今週のその後については、まだ予測する根拠を持たない。
 
なお、中期的には、短期市場が円高襲来予想に傾いている様子が観察されるので、これを踏み上げる方向に、夏から秋に意外な高さまでドル円が上昇するのではないかという憶測を持っている。あえて予測すれば115円以上という到底理屈で考えられない領域までのドル円上昇もあるかもしれない。理由はそこまでで大半のドルショートのストップが落ちると思うからである。これらは単なる憶測である。





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今度はキウイ円の日足のP&Fチャートである。
いわゆるトライアングルで、下放れを起こした状態と見られる。
 
昨日示したキウイドルのチャートは、いわゆるダイアゴナルトリプルボトム(下降しながらのトリプルボトム)で信頼度の高い売りシグナルである。マーフィーの『先物市場のテクニカル分析』によると、株の場合、この形が出た場合、93.5パーセントの確率で売りで利益が出るとしている。

なお、このキウイ円のトライアングルからの下放れも確実性の高いシグナルであるただし、この場合、トライアングルの形成最初が上昇から始まっているのがちょっと弱いところではある。
 
ということで、ともかく、対ドル、対円とも、NZDは、いましばらく下落すると見たい。なお、下落の値のメドは、トライアングルの大きさをどこまでとるかで異なってくる。小さく見れば3列ぐらいでこの場合は下落の大きさはそれほどではない。値についてはもうすこし慎重に考えてみたい(昨日72円と書いたのは訂正したい。)ということで、来週はまずはより確実なNZDUSDのショートを入れてみたい。


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P&Fで見るとNZDUSDに大きな下落の兆候が見える。チャートで下向きの部分が急に伸びているのがわかるはず。
 
NZDJPYもチャートは省略するが、同様である。NZDJPYで当面72円くらいまでの下落はほぼ確実と言える。これはすでにファンダメンタルからも言われていることであるが、テクニカルの数値でも裏付けられるので念のため書いておく。
 
ドル円が上げることが予想されるのでおそらくクロス円での下落はやや遅れるであろうが、キウイの今後の長期低落傾向は間違いない。



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