Wilhelm-Wilhelm Mk2

B級SFからクラシック音楽まで何でもあり

失言とか

2008-02-11 | Weblog
倖田來未問題:もともと、お馬鹿キャラで売っている(実際、馬鹿なんだろうが)のだから、マスコミもスポンサーもちょっと騒ぎすぎではないかと思うのだが、これって、雅子様や紀子様に対する不敬になるわけだから、いい加減には済まされないという裏事情があるのでは?と陰謀論好きの私は勘ぐってます。

練習:思うのだが、人が常に多い(そして練習出席率が高い)というのは合奏では一番重要なことだと思う。固定メンバーのフルオケできちんと練習できる今の環境は、非常に恵まれている。結局、寄せ集めは寄せ集めでしかないんだよなあ・・・。

読んだ本、聴いた曲
野上弥生子「笛」:哀しい話。価値観がドラスティックに変わり続ける現代の日本での親と子のありかたを考えさせられる。人ごとではないなあ。

ウィーンフィル・ライブ集:ウィーンフィルが監修した様々な指揮者によるライブ集。昨年、欧州旅行をした際に、往路の機内で聴いたベーム・ウィーンフィルの演奏が非常に感動的だったのだが、楽友協会併設のグッズ屋で、その音源がライブ集の一つとして売り出されていたので記念に購入して帰った。収録されている曲は、モーツァルトの34番ハ長調、ドンファン、ハイドンバリエーション。どれも70年代後半の楽友協会ホールにおけるライブ録音。音質は素晴らしく良い。ベームが指揮するウィーンフィルは、特別な響きを持つということで人気だが、先日読んだ本によると、ベームの指揮がわかりにくいので、奏者はアンサンブルを保つためにお互いを聴き会わなくてはいけなくなり、室内楽的な響きになるのだとか。つまり裏を返せば、ベーム指揮のウィーンフィルというのは、限りなくウィーンフィルの自主的な演奏ともいえるわけだ。反面教師のような話だが、オーケストラから良い音を引き出すのが指揮者の役割なのだから、ベームは偉大な指揮者なのだろう。このCDの中では、モーツァルトが素晴らしい。止まらない音楽、絹糸のように滑らかで、かつブリリアントな弦楽器・・・。
このライブ録音集は、これまでウィーンフィルの公式サイトからしか買うことができなかったが、今月からHMV等からでも購入できるようになる。クレメンス・クラウスによる第1回目のニューイヤーから、カラヤン、ショルティ、ワルター、バレンボイム、メータ、マゼール等の指揮者による一人一枚の企画で12枚組セット。残念ながら、値段が結構はるのだ。一枚あたり2000円くらいか・・・。実はモーツァルトの録音が必ず入っており、交響曲が綺麗に揃うのだが・・・。どうする?
 最近、自分の中でウィーンフィルが飛び抜けて好きなオケになっており、是非欲しいのだが・・・(最近のベルリンフィルに辟易したとも言える。)

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