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高速徒然:モネの柳はなぜ撮影禁止?

2024-08-08 | Weblog
いつの間にか8月も半ばに突入しそう。高速で徒然

パリ五輪:全然見てない(と自慢してはいけないらしい)。ニュースで目にするだけ。女子ボクシングで性別が問題になっているようだが、こういうのは大会の開催前にクリアしておけよ運営。スポーツで男女を区分しているのは男女で骨格・筋力が大きく違うという点なので、そこを原則に考えればいいだけだと思うのだが。遺伝子は男性だが性分化不全で見た目も心も女性という人がいるのは事実。でも先程の原則にあてはめれば、もっと違うレギュレーションがあるはず。パスポートに女性と書かれているで女性でOKではな、小川さんよ(バッハ会長のこと)。
久しぶりに都響を東京文化で聞いた:大変よい演奏会でした。憧れていた人が老人の仲間入りとはな。大学時代の先輩も皆そういう年齢だし、お世話になった先生方の訃報やボケたしまったなんて話も聞く。残された時間を痛感するね。そして東京文化会館は素晴らしい建築だ。これに比べると東京芸術劇場は・・・おもちゃだな。
ヨハンナ・マルツィ:20世紀前半~中盤に活躍したハンガリーの女流バイオリニスト。フバイの弟子。まったく知らない演奏家で知人から紹介されたのだが、まず大変に上手であり、聞き続けたい音程(なかなかいない)であり、ミスがほとんどない(ヴィルトゥオーゾ)。そして音色は古き東欧の古城や山々を感じさせる品のある響き。最近購入したCDでは最大のヒットセット。最近の若い演奏家(特にアジア)の、噛みつくような音や、曲芸にもならない無駄な早回し披露や、グロテスクな顔芸には本当にうんざりしている。西洋音楽はヨーロッパのものなのだ。これを忘れてはいけない。
国立西洋美術館「写本」を見てきた:古い書籍や版画が大好きなので見学。マイナーな展覧会なので、日曜の上野なのに会場は人もまばらで、じっくりと鑑賞できた。展示された膨大な手描き写本は、日本のある名誉教授(医者)の寄贈コレクションとのこと。中世に使用された祈祷書などから1ページずつが骨董で出回るようで、それを蒐集したものらしい。なにせ1つ1つが非常に小さいので、老眼の目には接近しても細部がわからない。スマホで撮影して拡大してみるという方法で楽しんだ。本文周辺の飾りのなかに、漫画チックな動物や人物がたくさん観察できて、古い時代から人間の画力って変わらないのだなと思った。



常設展:客の7割は外人だったかな。極東で西洋絵画をみる必要はあるのか。特に西洋からの旅行客さん。母国にもっといい美術館あるでしょう。
常設展の謎:西洋美術館の常設のなかではモネの「柳」が学生時代よりお気に入りなのだが、この作品にはちょっとした謎がある。なぜこのモネ「柳」だけは撮影禁止なのか?個人所有のためかと思ったが、長く西洋美術館にあるようだ。外にもあまり貸し出していないようだ。もしかして真贋で問題ありか?寄贈者との間に約定でもあるのか?でも部屋の中央で飾ってるからなあ。お宝なのか?HPの所蔵一覧の解説にも写真はない、さらには作品の解説もされていない。英語版Wiki(モネのワーク)に掲載されているが色味が大分と違う。実物の柳はもっと緑寄りの色彩である。ネットで検索すると、個人のブログでいい具合の写真がヒットするのだが、それを使うのはやめておこう。

・リトグラフの展覧会もやっていた。リトグラフの作り方を始めて知る。やってみたいかも。


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