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日本生態系協会とは

2012-08-31 | Weblog
日本生態系協会という団体の池谷某会長が、「被爆している関東の人間と結婚してはいけない」という発言をし、物議を醸している。この発言、データも検証結果もなにひとつない個人的な感想にすぎない。全くもって「妄言」のレベルである。なぜニュースになっているのか?どうやらこの団体、政治家に講義や政策提言をしているようだ。鳩山「友愛塾(笑)」でキュウリの講義をしたことあるらしい。こういう話は手を動かして野菜をつくっている農家の人がすべきである。部外者のくせに、うわべの情報を地球やら未来に絡めて話を大きくするのは環境左翼の典型である。友愛塾のおかげでか、この春に「公益法人」に認定されたようだ。事業仕分けであれだけ公益法人を見直すとかいっていたのにだ。この「日本生態系協会」が一体どういう団体なのか?HPをみてもよくわからない。「環境スクール」?「子供環境管理士」?胡散臭い。少なくとも学者研究者による学術団体ではないことは確かだ。さらに、この会長の池谷某とは何者と思ったら、博士でも大学教授でも研究所の研究者でもない。なんと「小鳥専門の獣医師」である。この日本生態系協会という団体は彼自身が立ち上げたものらしい。だから彼が会長ということか。評議員のメンツも、水辺環境の保護会や、野鳥保護の会のメンバーばかりである。環境保護会の活動はよいとして、そのようなバックボーンしかもたない団体がなぜ「放射能の雲(表現が怪しい)がかかった関東在住の人間からは奇形の子が将来沢山生まれる」などと言えるのか?狂った会長の一人の暴走に周囲も困ってるのではないか?繰り返すがこれは単なる「70歳の小鳥獣医」の感想である。このような個人意見に世間が振り回される必要はまったくない。ニュースにする必要もない。黙殺でよいのだ。報道の人間には、もう少し情報の取捨選択をお願いしたいものだ。

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