Wilhelm-Wilhelm Mk2

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平気でうそをつく人

2014-03-08 | Weblog
送別会の山も峠を超す。転職先での顔合わせも無事に終わる。それとは別にご無沙汰だった友人先輩とたくさん再会する。みんな順調、いやそれ以上に偉くなっていた。

・STAP再現性:本人だけに再現性があってもね。今の状況は「俺はイケメン。誰が何と言おうとイケメン。だって毎日鏡で確認してるし!」というレベル。「成功した」の言葉だけで詳細な情報が全く出てこないのも疑問だ。博士論文の再審査もどうなるのか?図の捏造なんてどうみてもアウトなんだが。理研、必死のようだが大丈夫か?
・サムラゴーチ会見:おすぎかと思ったぞ。自分の大嘘を棚上げして、作曲者を起訴してやるとかキチガイだな。まあいわゆる「サイコパス」なんだろう。世の中にはビックリするようなウソを平気で吐く人間がいる。そういう人間は「生まれながらに良心が希薄」という恐ろしいクリーチャーなのである。そもそも良心がないのだから道徳教育がまったく効果を発揮しない。全く理にかなわないことを平気で発言し、相手の混乱に乗じて自分のやりたいことを押し通す。極端なまで自己中心的で計算高い。犯罪者では猟奇犯罪者や詐欺師、社会では悪徳弁護士、悪徳政治家に多く存在するという。



・ウクライナ:クリミアはもともと親ロシアで1992年にはウクライナから独立宣言もしている(その結果として自治区となった)。住民が望むのならロシアに編入されても仕方がないと言える。とはいえ、もともとクリミアの土地にはムスリムのタタール系民族が住んでいたのだが、ロシア帝政時代にスラブ系住民が大量に移住してきて、さらにスターリン時代には強制移住させられたたという過去がある。ソ連崩壊後にタタール民族は故郷に帰還するのだあ、定住したスラブ系民族との間で小競り合いが生じているらしい。クリミアのロシア系=スラブ系民族がロシアへの併合を望むのは、ロシアの強大な軍事力でタタール系を排除したいという思惑があるのかもしれない。
・テイモシェンコ:自慢の三つ編みの金髪はウクライナの有名な女性へのオマージュとのことだが、実は染めたもの。女の「あざとさ」を感じる。若いころは違法ビデオ(何?)で財をなし、ガス会社の重役となって政権へ食い込んだ。全くの私見だが、この女がウクライナ問題の「諸悪の根源」であり「ラスボス」だと思っている。成り上がりの女ってのは、成り上がりの男とは比べ物にならないくらいに面倒なのだ。
・高麗人:カザフ代表で銅メダルを獲得したデニス・テン選手は娘のお気にいり。テン選手は高麗系とのことだが、カザフになぜ高麗人?。調べると19世紀末から20世紀初頭に多くの朝鮮民族が土地続きのシベリアに移住したのだが、日本の拡大を恐れる共産党やスターリンによって、強制的に内陸部へ移住させられた。日本の手先となると「勘違い」されたらしい(実際は逆で抗日の下地だったのだが)。そのような気の毒な経緯で強制移住させられて定住したのが中東アジアの高麗人なのだ。上記のタタール人といい、スターリン時代の共産主義時代はそういった民族浄化やら民族移送を頻繁にやっていたようだ。まあマルクスが何言ったかしらないが、成立から年をおかずして具現化した共産主義の冒頭からこれなんだから、結局のところ共産主義なんてのは「キチガイ理論」といえる。高麗人については日本が絡んでいることもあり何とも複雑だが、テン選手がなかなか乗りのよい明るい選手で、日本の選手と仲良く談笑しているのをみるとほっとする。
・大鵬:偉大な横綱である大鵬のお父さんはウクライナ人。ロシア革命時に樺太に亡命してきた白系ロシア人(白人の意ではなく、共産主義=赤ではないこと)で、牧場を経営し日本人女性と結婚して大鵬関をもうけた。戦中は日本軍によって強制収容され、戦後になると樺太はソ連領となったため、日本を訪れることができなくなった。そのまま大鵬関とは再開できずに樺太で亡くなった。

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