Wilhelm-Wilhelm Mk2

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軽石

2008-06-24 | Weblog
大きな本番が終わったのだが、ソリストの凄まじいまでの熱量に、観客も奏者側も圧倒され尽くした演奏会だった。何だか凄いもの見たぞ・・・という驚愕的な感動があった。それに比べて伴奏のしょぼさといったら・・・。難曲なので、技術的にクリアするだけでも大変なのだが、気合いの面からすでに不戦敗状態になっている。合奏というものは、まずは各個人・各楽器が最低限の役割(つまり楽譜どおりに音符を並べる)を完遂することにあると思うのだが、それができずに本番を迎えることが、何だか最近多くなってきたように思う。自分にしても、昔は時間があったからか、もっと食らい付いていったように思うのだが・・。どこかで流れを変えないと、軽石みたいな「穴だらけで中身も重さも無し」の演奏しか出来なくなってしまう。
 さて、これで当分一休み・・と息をつきたいところなのだが、スコッチなんていう重労働曲のお誘いを受けてしまった。時期的に色々と大変なのだが、上手な人と一緒に弾ける楽しみは捨てがたいので、頑張ろうと思う。