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もう一度歌いたい..  本田美奈子さん

2005-11-13 | 言葉のいろいろ
本田美奈子さんが、2005年11月6日に急性骨髄性白血病で亡くなった。
連日のマスコミ報道により、今まであまり知らなかった人も詳しくなった。
学校の先輩で、画家の森脇聖淳さんがメールで彼女の遺稿の「笑顔」を送ってくれた。森脇さんはパソコン初心者で、私はメールの練習台(笑)を勤めている。時に感動した記事やメッセージを見つけると、wordでファイルを添付してくれる。多分膨大な(笑)時間がかかっていると思う。最近は文書のスタイルも洗練されて来ている。
テレビでも放映していたが、2005年3月5日に病床で作詞用に綴った遺稿である。

              笑顔 
             本田美奈子

子供も、大人も、おじいちゃんも、おばあちゃんも、
みんな、みんな、笑っている顔が素敵。
怒っている顔よりも、泣いている顔よりも、困っている顔よりも笑顔が一番!!
きっと笑顔が幸せ呼ぶと、頭でわかっていても、
心では、なかなか分からない人が、多いんじゃないのかナ!?
心が開いて、心の目で、周りを見渡してごらん。
きっと、小さな幸せの芽が、見つかるよ。
そして、そこから少しずつ、笑顔が生まれてくる。
笑顔が生まれ始めたら、喜びに変わるもの、もうすぐ。
でも、人は生きていて、辛い時、悲しい時、涙が止まらず心が開けない時、勿論、沢山あると思う。そんな時は、あせらないでね。自分だけが不幸ではない。
もっと、心が暗闇に閉じ込められている人達も、
沢山いることを、少しだけ思い出してみて。
自分の力で、心を開く人もいれば、誰かの愛で、心を開いてもらう人もいる。
気が付かないうちに心が開いて人もいれば、歌や音楽で、心が開く人もいる。
それは、人それぞれと思うの。
人は心が閉じたり、開いたり。いろいろな経験、そして、沢山心で感じることによって 豊な心を持ち、豊な笑顔を育てて行けるのではないのかナ!? と私は思います。
自分自身、豊な笑顔が増えたら、きっと周りに居る人達にも、
幸せ届ける事が出来るでしょう。
笑顔がいちばん


白血病と闘いながらも、こんなに心に響く文書が書ける人でした。
38才。
「もう一度歌いたい」と言ったとか...。

テレビで流れる。彼女のAmazing grace 何とも言えない重み。
日本語で歌っている分の歌詞は

優しい愛の手のひらで
今日も私は歌おう
何も知らずに生きていた
私は、もう、迷わない

ひかり、輝く幸せを
与えたもおた 貴方
大きなみ胸にゆだねましょう
続く世界の平和を

訳詞 岩谷時子
  
公式HP
http://minako-channel.com/


さようなら、本田美奈子さん。
あなたの「笑顔」が一番素敵でした。
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コメント
 
 
 
今晩話 (hoso_yan)
2005-11-13 22:01:42
 本田美奈子さん、可哀想ですね。逝かれる少し前に、ご家族が「美奈子、舞台よ」と声を掛けたら、手を上に上げたそうです。最後まで歌いたかったんでしょうね。
 
 
 
コメントありがとうございます (kazu_san)
2005-11-19 07:15:49
思わずCD買ってしまいました。一時店頭になくなってたのが、ようやく再発売されたようです。
 
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