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琳派400年記念 細見美術館 琳派のきらめき-宗達・光琳・抱一・雪佳-   高島屋

2015-04-01 | ア-トな話し
神坂雪佳 金魚玉図

琳派(りんぱ)とは、桃山時代後期に興り近代まで活躍した、同傾向の表現手法を用いる造形芸術上の流派、または美術家・工芸家らやその作品を指す名称である。本阿弥光悦と俵屋宗達が創始し、尾形光琳・乾山兄弟によって発展、酒井抱一・鈴木其一が江戸に定着させた。
400年に亘り継承された琳派は、日常の中で追求された日本独自の美、そして日本人に寄り添った美として高い人気を博しています。
琳派を幅広く蒐集し国内外から高く評価されている細見コレクションを通して、京都・大坂・江戸と3つの都で咲き誇った琳派の系譜、それぞれの特徴や魅力を、美術館開館以来初めての規模で展覧します。
また今回出品される屏風や掛け軸等は細見家で実際に飾られていたものも数多く、個人コレクションならではの視点と美意識が 光る琳派です。

日本が誇る美の世界「琳派」の優品の数々を、細見コレクションで・・・

2015年が琳派400年の記念年ということで実現したこの展覧会。
本展では、琳派の始祖 本阿弥光悦に俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一から神坂雪佳まで、100年ごとに私淑という形で受け継がれた「琳派」の“時代の流れ”“上方と江戸の違い”そして“それぞれの作家の画風”などをみることができます。
とりわけ江戸琳派に関しては、酒井抱一と鈴木其一、そしてその流れを組んだ絵師たちの世界が広く展開されるのも本展ならではです。

2007年に細見美術館に行きました ブログはここ 琳派展X「神坂雪佳-京琳派ルネサンス-」




神坂雪佳 金魚玉図 久々の再会です。

全体図です。
吊りしのぶをあしらい、表装は葭津(よしず)に見立てるなど、涼を呼ぶ趣向です

春なのに、ここはもう夏です。何度見てもいい作品ですね




尾形光琳 墨竹図

わずかな筆使いながら感動しますね



中村芳中 白梅小禽図屏風

梅の花は簡略化して書いてます。それが全体的な雰囲気を出しているのかも・・・



酒井抱一  桜に小禽図

酒井抱一と親交のあった亀田 鵬斎(かめだ ぼうさい、宝暦2年9月15日(1752年10月21日) - 文政9年3月9日(1826年4月15日))は、江戸時代の化政文化期の書家、儒学者、文人。の息子、亀田綾瀬が漢詩を寄せている



本阿弥光悦(書) 俵屋宗達(下絵)
月梅下絵和歌書扇面

雲れかし なかむるからに悲しきは つきにおほゆる人のおもかけ

作品は約90店
京都、大阪、横浜、日本橋 と高島屋4店を巡回します
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