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改組 新第一回 日展     大阪市立美術館

2015-02-24 | ア-トな話し
第39回日展
第40回日展 
第41回日展
第42回日展 
第43回日展
第44回日展
第45回日展
今年で連続8回です
いろいろ問題があったようで、今年から改組新第一回となった。

出展者にも馴染みの方が出てきました。もちろん作品だけですが・・

いつも通り、自分がいいなと感じた作品を紹介します
【洋画】



李 暁剛 (り しゃおがん)


大好きな画家の一人です。なんとなくミレー風と感じるのは私だけかも




木原和敏
「moment」
モデルさんにも馴染みがあります



樋口 洋 「宵の函館」

函館を描かせたら樋口さんという雰囲気ですね



松浦國樹

樹陰・加茂の大クス

この木なんの木 という位の大樹ですね。
木の描き方も素晴らしいが、下にたくさんの人が居ますね。
人と木の大きさの対比も面白い


熊谷有展 「かわいい訪問者」

近づいてみるとジグソーパズルのような細かい模様があります。
絵画の手法なのかな?




古賀英治 「刻の狭間-26」

ロボットの世界に来たような不思議な雰囲気です


鈴木順一 「海のあなたの空遠く」

この不思議な雰囲気は何だろう スーラ? 点描でもないし。優しいです



歳嶋洋一朗 「マヘレのはね橋」

無茶優しいですよね。まるで水彩画のよう・・・



ナカジマ カツ 「真贋の扉」

特選

すごいリアリティー。こういう描き方もあるんだ・・・



中島健太 「After Dark」

夕方だろうか室内の雰囲気がまさに夕方。すごい描写力ですね




永田英右 「棕櫚のある静物」

いつもとは少し違う。丸型のフレームにチャレンジ。リアルな表現は変わってない。



成田禎介 「アルプの高原」

緑と雪山の対比。いいですね




長谷川 仂 「日の終わりに」



福井欧夏 「波の唄」

この画家もお馴染みです

【日本画】



鍵谷節子 「赤い記憶」

日本画と言えば、この人。毎年作品に出会えることを楽しみにしています。



棚町宜弘 「狭間、冬陽差す」
特選

少し離れて見ると気づきます。線路がいくつもあります。電線は無数。なのに電車は一台もない。
冬の日差しも見事に描かれています。
精密な描写です。

夢のような空間ですね。

今年一番感動した作品です



鵜飼雅樹 「椅子」



中路融人 「新雪浄苑」

雪の金閣寺ですね




岸野圭作 「簇簇」


簇簇は ぞくぞく又は そうそうと読むようだ 群がり集まるさま
まさに、そんな感じです。



土屋禮一 「美雪晴・梟」

ふくろう ファンとしては見逃せない作品ですね

【彫刻】


二塚佳永子 (ふたづか かえこ) 「夢」

石膏の白が引き立つ作品 何か夢が叶えばいいな・・・

【工芸美術】



武田 司 「繋ぐ」
特選

まるで絵画のような作品
蜘蛛の巣につかまり、地に落ちた蝶、しかし次の生命へと繋ぐものが出てきている、漆のレリーフだが、貝殻等を使っているようだ



西山邦彦 「春宵慕情」

彫金の作品
ふくろう ファンにはうれしい。





原 益夫 「知恵の瞳」

鋳金 の作品

【書】



倉橋奇艸 「實盛」
特選

本阿弥光悦(俵屋宗達、尾形光琳とともに、琳派の創始者)の光悦書状の筆法を習得した秀作(寛永の三筆 本阿弥光悦・近衛信尹・松花堂昭乗)

いずれも見事な作品ばかりであった。
特に今年は日本画にいい作品が多かったように思う

今、美術館の2階ではコレクション展が行われています。日展観た人は無料です。

お雛さまを飾る
2015年2月21日(土)~3月22日(日)

京都の「丸平」大木平蔵、東京の永徳斎という東西の名匠による明治末〜昭和初期に製作された雛人形を陳列されています
他に
中国工芸-精緻な技の世界-
東南アジアのやきもの
江戸時代のきもの 徴古裳 中村清コレクション
が行われていました。
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