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ラファエル前派からウィリアム・モリスへ

2011-03-10 | ア-トな話し
2月25日(金)~3月27日(日)
美術館「えき」KYOTO KYOTO ISETANで行われている。
ラファエル前派て誰が居てるの?ウィリアム・モリスはステンドグラスや絨毯のきれいなデザインで知ってるけれど・・・そんな人も多いと思います。
大手新聞社の主催でもなく、伊勢丹の美術館開催ということで、あまり評判にはなっていませんが行って来ました。
ウィリアム・モリス展は以前に 西宮市大谷記念美術館で見ました。ここ

ラファエル前派は、19世紀の中頃、ヴィクトリア朝のイギリスで活動した美術家・批評家(また時に、彼らは詩も書いた)から成るグループである。19世紀後半の西洋美術において、印象派とならぶ一大運動であった象徴主義美術の先駆と考えられている。

ラファエル前派は、1848年、ロイヤル・アカデミー付属美術学校の学生であったダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ、ウィリアム・ホルマン・ハント、ジョン・エヴァレット・ミレイの3人の画家によって結成された。その少し後に4人、すなわちウィリアム・マイケル・ロセッティ(ダンテ・ゲイブリエルの弟、批評家)、ジェームズ・コリンソン(画家)、フレデリック・ジョージ・スティーヴンス(批評家)、トーマス・ウールナー(彫刻家)が加わった。これがラファエル前派のメンバーである。
ミレイは芸術性の違いから、ロセッティとハントはモデルをめぐる私情から、互いに散り散りとなっていくが、この後に、ロセッティを慕ってその下に集まった芸術家たち、すなわちエドワード・バーン=ジョーンズやウィリアム・モリスらを美術史上、ラファエル前派と考える場合もある。

日本でもお馴染みなのはジョン・エヴァレット・ミレイだ。

写真は、展覧会のパンフレット。
作品はダンテ・ゲイブリエル・ロセッティの「レディ・リリス」
モデルの妖艶な女性は、エリザベス・シダル。
ロセッティの奥さん。
ミレイの代表作「オフィーリア」のモデルでもある。

ジョン・エヴァレット・ミレイ展で出会いました。
ロセッティの作品が多数出ています。色気たっぷりの女性の作品の中で


ロセッティの「マリーゴールド」

腰には切り鋏を吊っています。ロセッティが描くと少女も妙に色っぽくなります。
いい絵ですね。


ジョン・エヴァレット・ミレイ めざめ
ミレイの作品は、この1点のみ。
ジョン・エヴァレット・ミレイ展で出会いました。
シーツの描写がきめ細かく素晴らしい。めざめた直後の少女の雰囲気もいい。




エドワード・コリー・バーン=ジョーンズ「プシュケを救い出すクピド」
ギリシャ神話を知らなくても、十分に楽しめる絵です。
体の線、纏っている布の描写。すごいですね。
エドワード・コリー・バーン=ジョーンズの作品が多かったです。

ラファエル前派。今年流行るかな?


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