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移動する仏像―有田川町の重要文化財を中心に―

2010-05-26 | ア-トな話し
和歌山県立博物館
4/24~6/6

着眼点が面白いですね。

「移動する仏像」

お寺の仏像は、お寺のホームページを見ると、○○寺から。というのを時々みる。
お寺、そのものも、○○寺の○堂でしたとか言うのもある。

歴史の中で、いろんな背景があり移動する。

良くあることですが、あんまり声を大にしては言わない。(笑)

和歌山は有田町というローカルな話ながら行って来ました。

わずか一室だけの展示ですが、面白かった。



中でも、いい雰囲気をだしているのが、この仏像

十一面観音立像 円満寺蔵 重要文化財

奈良時代の作品。和歌山県最古の木彫仏。

お寺の歴史より古いのだから、どこかから移動して来たのには、間違いがない。
同じ場所で違う名前の、お寺だったかも知れない。





石垣千体仏 歓喜寺蔵

合計1110体。カタログに載ってたお寺の写真です。
これが展示室にドカーンとある。
展示室の写真はないのが残念ですが。

外で展示されるのは、初めてということです。
大変な労力がかかっていますよね。

歓喜寺・吉祥寺・浄教寺という全国的に有名な寺ではないが、
行かなくても、今回集まってくれているのがウレシイ。


常設展示もいいですよー和歌山に詳しくなります。

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