無意識日記
宇多田光 word:i_
 



前々からなぜこの作品はヘタウマな線画なのだろうと思っていた。不満がある訳ではないのだが、光はベルくまの様に凝った絵も描ける人なのに締切を延ばし徹夜した挙句があの絵なのだから(自分でも)不思議になるのは仕方ない(と思う)。しかし先程ふと本屋でシルヴァスタインの絵本を手に取った。光のプロフで好きな作家好きな言葉欄に名のある彼だ。開いた瞬間「あっ」となった。ぶっきらぼうですらある描線、独特の含み持たせた余白、リアルと虚構を行き来する揺らぎなど、光の描いた世界にかなり近い。何を今更な感じかもだが、やっと目から鱗が落ちた気分の私であった。


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