無意識日記
宇多田光 word:i_
 



このタイトルで書ける機会もそうはないしっ。

昨夜は宇多田ヒカル『SCIENCE FICTION TOUR 2024』横浜公演を見に行ってきてました。楽しかったねぇ! そしてクソ可愛かった…

…というので、基本的な感想は終わり。これは予想通り。ではここから何を書こうかな…?

音が抜群に良かった。鮮烈な印象といえばこれだよね。Kアリーナには4月にTM NETWORKを観に行った事があるだけなのでサンプル2つで言うのも勇み足な気がするけれど、やはりこの会場の音響にはビックリだ。そのTMの時の印象の通り、出音が劣化せずにそのまま聞こえてくる。今回も同じくレベル7、最上階の前方(前回は向かって左、今回は右)だったのだが、天井や壁からの遅延反響音は全く無く一音一音がクリアに聞こえた。

しかし、だからといってあそこまで低音を爆音にしておきながらヒカルのヴォーカルが一言一言くっきり聞こえるってのは、会場自体の音響の良さのみならず、どなたかは存じ上げないがSFツアーのPAスタッフの皆さん(音質の調整してる人たち)の手腕によるところも大なのだろう。したがって、恐らくだが他の会場でもヒカルの歌声はかなりよく響いていたのではないだろうか。

音の良さというのはもう生公演にとって最も決定的な要素と言っていい。色の白いは七難隠すじゃないけれど音の良いのも七難隠してくれるのだ。少々音が外れてようが、「鳴っているだけで心地良い音」というのはそれだけで魅力的。それによる心地良さが昨夜のKアリーナには確実に存在していた。

もっとも、宇多田ヒカルのコンサートは初めての人が大多数…なばかりかもしかしたらコンサートという催し物に参加する事自体が初めての人も一定数居ただろうから(そりゃそうだ誰だって一回目のコンサートに行かない限りは二回目以降のコンサートには行けないわよね)、あの遠慮も杓子もない重低音爆撃には面食らったというのはあったかもしれない。あれは音が悪いとか篭ってるとかじゃなくて、ベースギターの音なのですよ。そこさえ踏まえれば、サウンド・クォリティに関してはKアリーナとSFツアーPAスタッフに対して文句を言う人はそうそういなさそうだ。ここより音のいいアリーナ、他にあるのかなあ? あ、私まだぴあアリーナMM行ったことなかったわ(前に買ってたチケットはキャンセルされた)。音楽向けアリーナとしての新規会場同士、今後の聴き比べが楽しみですわ。

そして願わくば、ヒカルがそういう少し小さめなとこでもやってくれたら…とは思うものの、昨夜の2万人の盛況を思い返すと「幾ら何でも次のツアーはドーム&スタジアム公演にならざるを得ないかな…」と思わされたりもしてて。もしかしたらアリーナで宇多田ヒカルを観れるの、今回のツアーが最後だったのかもしれません。とすると、今夜の千秋楽が宇多田ヒカル生涯最後のアリーナ公演に!? それもまた流石に勇み足だとは思うけど、まぁ今後がどうなろうと、今夜もまた素晴らしいサウンドを聴かせてくれるのは間違いないので、会場に行ける人も私同様目一杯楽しんできてくださいな。


…うむ、今回は音質の話で終わってしまったな! 続きはまた明日以降のお楽しみということでひとつ宜しくお願い致します。

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