で「宇多田共和国&New Hikki's World」名義で出したお花のお話の顛末を。
写真を見て「3つあるうちの2つが共和国&NHW名義のものってどういうこと⁉︎ 古参だからって流石に贔屓され過ぎじゃない??」と疑問に思った方もいらっしゃるかもしれないなと思うので説明を試みてみます。特に事実が覆るということではないのですが。あとすーさん @sususususu_san が既に説明してくれてる話とも幾つが重複もあるかとも思いますが。
まず、右側のスタンド花の方。何か割と普通のやつやね?と思われた方、その通り。実はスタンド花の方は、今回8/31~9/1のKアリーナに出そうとした際に色々と縛りが厳しくて、あれやこれやと工夫をする余地がなかったのですわ。なのであんな感じ。そしてその上、スタンド花に関しては当日会場内に掲出するのは関係者様と企業様からのもののみで、一般からのものは人の目に付く所にはお目見えしないと! 実際、この2日間でKアリーナのスタンド花一同をご覧になった皆さんは一人としてこの共和国&NHW名義のお花を目にしていない筈。それでも我々(というか、めげないすーさん)は、「もしかしたら関係者通路などのバックヤードに置かれてHikkiの目に留まる事もあるかもしれない」と一縷の望みに賭けてお花を出してみた、とそういう訳なのです。
そこの心意気をヒカルさんとスタッフの皆さんが汲んでくれたのでしょう、誰の目にも止まらずに仕舞われてしまいかねないスタンド花を不憫に思ってくれて。そしてご覧のように、いちばん見て欲しい人に見て貰えただけでなく、こうやって会場に飾られるよりも遥かに多くの人の目に留まる所に“飾って”もらえて、なんつー果報者なのか! 有り難い事この上ないです。
ということで、スタンド花は「公式さんが不憫に思ってくれて」こうやって写真に収まってると思われる(あクマでも私の推測・妄想で、実際のところは訊いてみないとわかんないけどね)のだけど、真ん中の「虹8くまちゃんたち」の方は、ちょっとここに辿り着くまでに経緯があったのですよ。
スタンド花とは異なり、この虹8くまちゃんたちは、「楽屋花」という体裁でこちらからヒカルさんとバンドメンバーやスタッフの皆さん宛に贈る事になっていたのです。スタンド花の方は関係者&企業のみの枠のみお目見えだったのだけれど、どうやら楽屋に送る花に関してはそういった制限がなく、我々一般人でも問題なく受け取って貰えるのだと。そんな風に確実に届く方法があるのならこちらに贈らない手はないということで(主にすーさんが)気合を入れてデザイン、制作をしてくれた訳です。お花屋さんも時間が限られる中随分と親身になってくれたらしく…というのは、完成品の写真をご覧になった方々には明らかかと思いますが。
で。私たちは(というかすーさんは)当然8/31に間に合うようにくまちゃんたちを手配してはいたのですが、当日になってトラブルが発生しまして。あれやこれやの事情で、くまちゃんたちが楽屋にまで辿り着く事が出来なくなりましてね。それで一旦は私たち、ヒカルさんにこのくまちゃんたちを観てもらうのは諦めたのですね。まぁせめてSNS上に完成品の写真をアップして、それを観てもらえたらいいかな〜くらいの、(この件に関しては)ややブルー気味の雰囲気でいたのですよ。9/1の開演前までは。
そんな空気の中で事態が動いたのは、えぇ、実は9/1の公演が始まった"後"だったのですよ! そのタイミングで急遽楽屋にクマちゃんたちが辿り着ける道が開けまして。思い切りぶっちゃけてしまうと、どうやらヒカルさんがステージの上で『Wait & See 〜リスク〜』を歌ってる頃に話が動き出し、アニメの中で正体を現す頃に我々のくまちゃんたちが漸く念願の楽屋付近に辿り着いたようなのですわ! 何その緊迫したリアルタイム感!
てことは、ですよ。これ、Hiron @kukuchang に言われて初めて気がついたんだけど、Hikkiはこのくまちゃんたちを開演前には見ていないわけです。恐らく既に贈られていただろう他の皆さんからの楽屋花だけをチェックしてステージに上っている。なので、タイミングとして初めてこのくまちゃんたちを目にできるのは
① お色直しで楽屋に戻った場合
② アンコールで楽屋に戻った時
③ 終演後
のいずれかってことになる。うわぁ。このどれで妄想をしても楽しいんですが、ここではやはり③のケースを詳しく妄想してみますね。
~~ここから妄想タイム~~
いいですか、約50日間に渡って山を超え海を渡り空を駆け巡って9ヶ所18公演を無事やっと漸く完走し切ったほんとにその直後のHikkiなんですよ。50日間の前は、何ヶ月、或いは何年にもわたって(ハコを押さえるのは大体1~2年前なのでもうその頃からいつどこでコンサートをやるかは決まってしまっている)準備に準備を重ねてきて、なのに最後の最後に台風10号サンサンさんのぐずりっぷりにコンサートの座長として誰よりも「開催か?延期か?中止か?」とやきもきさせられて精神をこの猛暑と湿度の中で尽く疲弊させた挙げ句に、総ての難所やトラブルを乗り切ってやっと最後の最後の『Automatic』を歌い終え、万感の思いで2万の観客とその向こうに控える地球上総ての、観られたファンも観れなかったファンもみんなに対して深々と頭を下げて美しいお辞儀をして舞台袖にはけていって、この上ない充実感と満足感、そして何よりもワームホールの重力より重い重圧から解き放たれた解放感に目一杯浸り切ろうとしたその瞬間に! 自分の大好きな「くま」が、みたこともないほど鮮やかな虹色(と白色)を纏って8匹も揃って「ヒカルちゃん、25周年おめでとう!」と語りかけてくるわけです。普段のくまちゃんたちに対するヒカルの反応をご存知の皆さんは想像つくのではないですかな? 「きゃー!ちょっと待ってさっきは居なかったこの子たちは一体何なの!?」って食いついてくれたのではないかなと。そこで出迎えたスタッフが「これこれこういう経緯でギリギリで間に合ってここに到着したんです!」って解説してくれた気がする。そして「どうですか?この子たちと一緒に完走フォトを撮ってスタッフ・アカウントにアップしませんか?」と提案してくれたに違いなく。きっとHikkiは「するするっ!」と快諾して、イヤーモニターも外していないまだ心身ともにHotな状態のままあの写真に収まってくれたのでは、ないでしょうか?
つまり、開演前には居なかったくまちゃんたちが、終演後にツアー完走のお祝いサプライズとして新しく出迎えてくれたわけです。これ、当然ながらうちらも全く想定してなかったタイミング。当初はもう8月31日の午前中には楽屋に到着して、大阪からやってきたHikkiとバンドメンバー&スタッフの皆さんを出迎えてくれるのだろうと信じてたわけですから。それが、どういった運命のいたずらなのか、奇跡的に「Hikkiのツアー完走を祝うスペシャル・プレゼント」として満を持して9月1日の夜にその姿を表してくれたのだとしたら・・・うわぁ、鳥肌が収まらないわ。それなら確かに、Hikkiが一緒に写真を撮ってくれたのも納得できる気がするのです。その最上のサプライズ・インパクトをもってすればね。
~~ここまで妄想タイム~~
・・・と、そんな経緯で、嬉しくも2つの「宇多田共和国&NHW」名義のお花が1枚の写真にHikkiと一緒に!収まったのではないかな、とこう想像するのでありまして。これで少しは納得してもらえt・・・え?80%お前の妄想じゃないかって? いやその通りなんですが、ここまでしてくれた宇多田公式スタッフの皆さんに、詳細を根掘り葉掘り伺うってのは、少なくとも今のタイミングでは野暮じゃないっすか。なのでこの一枚を目にした皆さんが、ひとりひとり、思い思いにここに辿り着くまでのあれやこれやのバック・グラウンド・ストーリーを思い描いてくれればいいんじゃないかなと、私は思います。
はいっ! ここまで読んでくれた皆様、ご清聴ありがとうございました! そしてあらためて、すーさん @sususususu_san と Mikihhi @Mikihhi 、おつかれさまでした&ありがとうね!
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