無意識日記
宇多田光 word:i_
 



音楽の話になると途端に面白くなるな。
特に金属音と宗教性についての考察は、光独自のものなのだろうか、
今まで私が考えもしなかったことなので、非常に興味深かった。

ただ、中に

> 錬金術から学んで金属を抽出する事を覚えて、金属のベルとか楽器とかを作って、

という発言があったので、やや補足をしておく。

“錬金術”についてはとりあえずウィキペディアを見ておけばOK。
どうも光の発言では錬金術は中世ヨーロッパのそれを指すように思うが、
ルーツはギリシア、もしくはイスラムまで遡ることができるらしい。


最古の金属文化…青銅文化が栄えたとわかっているのは、
とりあえず紀元前3000年頃のシュメール文明らしいから、
金属による楽器が最初に作られたのも、恐らくこのころだろう。


単純に“楽器”という括りでいけば、
最初の巨大文明であるメソポタミアの頃から(当然)楽器は存在していたみたい。
このページなんかを参照のこと。


更に他のページを検索していたら、こういうのまで見つかった。

氷河時代の音楽家達は象牙のフルートを作りました

どうやらかの有名な科学雑誌「ネイチャー」の翻訳記事のようだが、
(http://www.nature.com/news/2004/041213/full/news041213-14.html)
ここまでくると、如何に音楽と人との関わりが長きにわたるか、
気の遠くなる想いだ。
ラスコーやアルタミラの壁画によって絵画文化の歴史は有名になったが、
こういう音楽の歴史ももっと有名になってもいい気がする。
まぁ、実際に芸術そのものを鑑賞できないから、そこが違うんだろうな。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )


« ワッツインを... 考える人独楽 »
 
コメント
 
 
 
メソポタミア文明のそれは、 (odyssey)
2008-04-20 01:26:31
「チグリスとユーフラテスの岸辺」だ。
「銀の三角」を読め!w
 
 
 
> odyssey (i_)
2008-05-06 19:44:57
お、漫画の方だね!(笑)
音楽の方ならHironの出番なんだが、結局来なかったな、残念~(^-^;;
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。