無意識日記
宇多田光 word:i_
 



「えっ!?」と驚いた。主語がweなのだ。今迄光の曲といえば僕と君アナタと私から入り"僕ら"に帰着するのが主だった。ナレーターとしての第3者視点から入るHステの更にその前にこの曲でアルバムが始まる訳だ。最初の1単語から今回のアルバムでの心境の変化を率直に、力まず伝えてくる。大きいばかりで飛べなかった翼は、小さくても(見えなくても)大きく羽ばたき素直な思いを運べる様になった。故に作り込まれ演出されたものではない作者の心境がそのまま反映させただけの軽やかさを載せたサウンドと詞が理屈屋の不興を買いそうだが、今は一先ずココ迄来れた事をただ慶びたい。

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