無意識日記
宇多田光 word:i_
 



を押さえておこうと、まずは
“MAKIYAMA JUNKO STRINGS”を検索。
牧山純子さんのblogを発見。
ちゃんとレコーディングのときの話もUPされてます。

2008年1月14日 某大物アーティストのアルバム曲のレコーディング
http://junko-makiyama.sblo.jp/article/9487450.html

初めて読んだ気がしないから、
どなたかリンクはってくれたのを前に辿ったんだな私。
(記憶があやふやですいません)

んで、ピアニストの方の名前は“Okamoto Hiroshi”さん、か。
なるほど、彼がその、女性だらけの中に
ひとり放り込まれた男性だったってわけね(笑)。

彼の名前は冨田謙さんのブログこの日にしっかりとご登場。
http://blog.livedoor.jp/mintmania/archives/50916067.html
> -Ballad Version-収録当日のスタジオでは、お馴染みKonさん、ピアノで岡本洋さんと
> 金原さんセクションでうっとりする様な切ない演奏が繰り広げられ、そこにヒカルさんの
> うたがドラマチックに歌い上げられて、僕は現場でのストリングスのチェックをバタバタ
> しつつも実に感動の一日でした。

、、、あぁそうか、FlavorOfLifeBalladVersionと同じ人か。
繋がっていなかった。これは失礼いたしました(≧へ≦;

で、オフィシャルサイトを探したんだけど、なかった。
彼のプロフィールがわかるページとなると、
ココくらいしかないんだよね。
http://www.rockoncompany.com/artists/okamoto.html
それによると、ふむふむ、、、

> 1984 NOVELAに加入。 3枚のアルバムを残す。

え!? NOVELAって
“元祖ヴィジュアル系ロックバンド((c)伊藤政則)”とまで言われた
あのNOVELAですか??
後にGERARDを結成する永川敏郎の後任の人だったの??
(i_はGERARDのCD持ってるしライヴも見たことあるのだ)
80年代中期のNOVELAの音知らないからなぁ私、、、。
でも、NOVELAでWikiってみると、Keyの人の名前「岡本優史」サンになってるよ!?
確かに苗字は一緒だけど、、、謎は深まるばかりだ、、、((c)odyssey)


人脈って、いろんなところで繋がっているんだねぇ。(しみじみ)

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音楽聴いてこんなに号泣したのいつ以来だろ。
ハナミズが止まらないよ(つдT)
光が「想像を超える、絶するもの」とまで言った理由が漸く体感できた。
あのメッセにほんのちょっとだけだけど
懐疑的だった昨日までの自分がとても恥ずかしい。

なんだかよくわからないけど、
OVとQV両方併せて聴いて今、
音楽の海に放り込まれてた感じ。
オリジナルカラオケもすげー。

いや、これはキツイ。

涙が溢れて止まらないよ。

やーばーいーーーぃぃ

ひぃ~~~かぁ~~~~るぅううううう(たぁるるる~w)


、、、ダメだこりゃ(苦笑)。
落ち着いたらまた書きますね。
涙で画面が霞むーこりゃまだDVD見れないや。


*****


とりあえずハナミズが収まるまで20分待った(苦笑)。
正直、2回目を聴くのがいろんな意味で怖いので(汗)、
落ち着くまで何か書いて気を紛らわすことにしますた。



なんでしょーね、このシングル、いや、作品は。
シングルカットっつーから、
光はプロモ活動に参加してないっつーから、
テレビドラマの主題歌っつーから、
なんとなく、いつにもまして素直に
「うわーい、宇多田ヒカルのニューシングルが出たぞー」って
喜んでケッコー気軽に買って帰ってきたんだけどな。けどな。
ブットンダ、といったらいいのか感動シタ、といったらいいのか、
自分の感情が自分で把握できないなぁ。
これだけ泣いたのは、そうそう、ヴィクトル・ユゴーの
「レ・ミゼラブル」豊島与志雄訳全4巻約2400ページの
ラストの感動に囚われて以来だわ。
最早“I'm a prisoner of Prisoner Of Love.”です私ごめんなさい。(何故謝る)。

もう一度光のメッセを反芻してみる。

*****

『久しぶりに自分の歌でちょっとぐっときた。』
『いいストリングスがとれて歌がとってもよくなりました。 』

『なんか震えるよ。 』
『全然違う世界が見えるの。 』
『そのイメージを、超えてくれる時。想像を超える、絶するものが返ってくる時。 』

『「がっかり」の正反対。

 圧倒的な満足感。「感動」かな?

 これを求めて私は生き続けてるのかな、と思う。』
 

*****

昨日まではこれを「ふーん」っていう感じで読んでたんだけど、
今は首が前後にモゲ落ちんばかりに深く頷いて読める。
今夜の私は昨日までの私と違う人。いやだからなんだそりゃ。

といっても、なんだろー、まだ1回しか聴いてないから
確たることはわかんないんだけど、じゃあ
Original Version(っていつも書いてるけどそんなクレジットどこにもないからねw)が
つまんなくてQuiet Versionが凄い、とかそんなことでもないような気がする。
もっとこう、この曲の存在自体が、というか
宇多田ヒカル自体が、というか、、、、
もっといえば、音楽の存在そのものに触れられるというか
同化できるというか・・・よくわかんないw

“音楽そのもの”っていうのは、
それを巡って有史以来いろんな人間が感動してきた、
その感動の集合体。音楽が齎してきた感動総ての集合の集合?
もう自分でも何書いてるんだかわかんなくなってきたんだけど(苦笑)、
とにかく、いつのまにか自分が“何かとてつもなくおおきなもの”に触れる、
そういう存在を知るキッカケを作ってくれる、
そんな曲、というかCDというか作品というか。

どんどん書くことが大袈裟になっていくぞー(@∀@;

うーん、なんなんだろ、
この“Prisoner Of Love”っていう曲が、
例えばLED ZEPPELINの“Stairway To Heaven”やQUEENの“Bohemian Rhapsody”みたいな
“(少なくとも20世紀の)人類にとって特別な曲”っていう
ランクまで行ってるかというと、そうでもないような気がするんだが。
んでも、あの謙虚を大きく通り過ぎて自嘲自虐の精神に充ち満ちた光が
『久しぶりに自分の歌でちょっとぐっときた。 』と言わざるを得なくなる、
流石にココで照れたりはぐらかしたりはできんだろ、
という気分には、何故かなる。
i_的にも「感動で盛り上がって前後不覚に陥ってる状態」の
時に文章を書くのはあんまり好きじゃない、というか
よくいうところの「深夜に書いたラヴレター」状態なわけで(大苦笑)、
多分明日の朝起きてこれ読み返したら耳まで真っ赤になるくらい
恥ずかしくなるだろうな~と今思っていても、
何か書いて気持ちを落ち着けずにはいられなくなる、
そういう感覚に今陥ってる原因が、
この“Prisoner Of Love”っていう曲の
2つのヴァージョンと2つのカラオケによって
もたらされてしまった、というのはかなり、99.99%間違いない事実。
これをどう受け止めるかだな~いやほんまもうようわからん。


技術的なことを書いておくか。
まず、マスタリングは、クレジットの通りアルバムと同じ。
「シングル用にリマスターしないかな」と私書いたけど、
そんなことはありませんでした。
むしろ逆に、QuietVersionの方も同じタイミングで
マスタリングしたと考えられるので、
つまり1月のセッションの時点でQVの方も完成してた、
ってことなのかな。勿論時期をずらしてマスタリングを
テッドに依頼した、ていうセンもなくはないけど、
SterlingStudioの異常人気を考えると、
わざわざ2回に分けて仕事頼むなんてまどるっこしいことはしないだろうから、
やっぱり同時期完成の2ヴァージョン、なんだろうな。

歌は新録、かな。
まだ確信は持てないけど、たぶんそう。
終盤に行くにつれてまぁ細かい細かい歌い分けの妙がー。
200000000回くらい言われてきたことだけど、
やっぱ天才歌手だわ宇多田ヒカルは。
いやね、でも、最近の技術だと
同じテイクの歌をちょこちょこいじくって
これくらい印象の違うようにすることも、、、って思ったんだけど、
光本人が居るんだったら、歌い直した方がずっと早いよね。(笑)
どこをどう変えればいいか、一番わかってる人が一番歌えるんだし。

で、その“終盤”の“Stay With Me~♪”のパート、
なんという正攻法。正面突破のアレンジでした。
ここに関しては、OVよりQVの方が好きって言えるかな。
単純に、フェイドアウトよりちゃんと終わってくれる方が
私好みってだけなんだけどね(笑)。
いやそれにしても素晴らしい。
20000回くらい言われてることだろうけど、
やっぱり光は天才アレンジャー。


おぉ、やっと落ち着いてきたぞ私。
ほっぺたに涙の流れたアトが残っているというのは
生まれて初めての経験かもしれん。(笑)
あと、メガネに涙が堪ったというのは間違いなく初めてだ(笑々)
いや~いいね、たまにはこうやって遠慮なく号泣しとくのも。
なんとなく精神衛生上まことにとてもよろしい気が致します。


落ち着いてきたところで、
QVの決定的な美点を初聴時に確信したので、叫んでおきます。

チェロだ!

、、、いや、コントラバスもあるんだけどw、
OVでは、バスドラとベースっていう低音が凄くラウドで鉄壁で、
ストリングスってヴァイオリン(と多分ヴィオラもあるんだが私区別つかない(汗))の
音色はよく聞こえてたんだけど、
低音のチェロとコントラバスが掻き消されてるのか、
さっぱり聴こえてなかったんだよね。
それが、QVになって、ストリングス以外の楽器といえば
ピアノのみ、という状態になって、初めて
チェロの深みのある響きが、こう、下の方から
音像をぐぐぐぅうぅっと支えてくれててだな、

、、、いや、これが実にいい。
音楽を聴いて「海」を感じた。

この低音と、ヴァイオリンの中高音のコントラストが
なんとも凄い奥行を歌に与えていまして。
んで、ヴォーカルのミックスが面白いんだよQVは。
OVに比べてより近くに光の声を感じられて、
そいでより広い場所で歌ってるような残響になってるの。
うーん、意味わかるかなぁ(苦笑)。
まぁ、わかんなくてもいいや、何度も聴き比べてると
なんとな~くわかってくることだと思うし。
「OVは切迫感を、QVはスケール感を強調してる」
っていうことを前に書いたけど、
スケール感があるのは勿論のこと、
“光をより身近に感じられる”っていうのを
同時に表現してあるこのミックスは素直に感心。
アルバムを聴いたときも思ったんだけど、
とにかく最近のヒカルの作品のヴォーカルの録音は素晴らしい。
最近ヴォーカルアルバム聴いてないからよくわかんないんだけど、
やっぱり世界でもトップクラスのヴォーカル・サウンドなんじゃあ、ないのかな。


んでんで。そのグレイトなヴォーカル・サウンドと
低音から高音まで遍く澱みなく響き渡るストリングスサウンドで
注目してほしい点があるんだ。
その、QVでひときわ素晴らしい響きをするチェロと、
ヒカルの歌う最低音部のバック・コーラスの音。
その2つの感触が、とてもよく似てるの。
相性がいい、って言った方がいいのかな。
今まで、ヒカルの低音コーラスの声色の魅力って
何て言ったらいいかわからないけど独特だなぁ、ってずっと思ってたんだけど、
ようやっといい喩えが生まれたわけですよ。
「ヒカルの最低声部は、チェロのような豊かな響きだ」って。
QuietVersionのOriginalKaraokeだとよくよくわかるから、
チェロとヒカルの声のテクスチャーを、聴き比べてみてほしいな~。

そうそう、このOriginalKaraokeがまた出色の出来。
これはまた何度も聴き返していきたい。
ストリングスの響きもいいし、ベースラインの動きも
ピアノの一風変わった動きもよくわかる。
OVのピアノってなんか結構わざと不協和音ぽくしてあるの?
音程がハズれてるんじゃないかとすら思ったよ。
アルバムを聴いてるときはあんまり思わなかったのに、ちょと不思議。


これも前書いたことだけど、
こうやってシングルカットしてくれたら
カラオケヴァージョンが手に入るから、
やっぱりアルバム全曲シングルカットしてほしいわ。(笑)
いや、もう思い切ってひたすらカラオケヴァージョンだけ収録した
「HEART STATION(Origina Karaoke Album)」をリリースしてくれwww
これは欲しい。希代のトラックメイカー宇多田ヒカルの凄味を
十二分に堪能したいものですたい。


号泣して1時間以上が経過して、
平常心が戻ってまいりました。
やっとやっと、2回目を聴く勇気が少しずつ湧いてきたところです(^^;
次に書くときにはまたいつものタッチに
戻っていると思いますが、
とりあえず今回はこういうはしゃいだ内容で、お赦しくださいませませ。


あ、もちろん、真っ先にHikkiにはメールしたよ。ありがとう、って。



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天候はCD売上を大きく左右するが、ややコレクターズアイテムな今回のシングルには然程影響ないのかな。21日発売とはいえ真骨頂は22日木曜夜にラスフレでPoLが使用された後になるか。今迄の大フィーチャぶりを考えるとあざとさギリギリの所迄やってくれそうだ。以後はアルバムとシングルに購入層がバラつく為両者合算値を評価する事になるだろう。1ッ今回去年のFoLと違う点は、購入平均年齢が10歳程高そうな事。これにより着フル・PC・CDのバランスはやや後者寄りになると考えられる。PCDL層が購入済な事、花男2とラスフレの視聴率の比等を考えると忠太サンの初動予想@共和国はかなり妥当っぽい。

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