無意識日記
宇多田光 word:i_
 



巷には毎年ツアーするアーティストも居る。同じ所同じ日に毎年恒例企画催す例も多々。それを考えるとヒカチュウには季節感が希薄で、冬にデビュー日と誕生日祝って漸く1年を実感する位か。本人も時節催事には疎い様子だし、新婚旅行に出掛けては年間3位になる曲を作って帰ってき、働き詰めの4年間を終え長い休みをとろうとすれば頼まれ事を引き受け上半期2位の曲を書いてしまう。休みや行事より仕事の人なのである。光に執心してると時間や季節の感覚が異質である気がする。西暦でも平成でもない独特の"宇多田暦"を僕らは生きてるとでもいえばいいのかもしれない。


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暑い。こんな時に聴きたくなるのは夏を謳歌する元気な曲か一服の清涼となる曲か。夏前に夏バテする光が前者の様な曲を書く訳もなく(イヤだからプレイボールが…けっとばせもいいね…)、テンション低くして冷房の効いた部屋で夜な夜なDVDでも見て過ごすかねぇ、てな曲が出来上がる。実際に作ったのは02年6,7月だろうから避暑向けのつもりもなかったろうがそんな光の日常を綴った曲がAnimatoだ。氷を削って作った縦笛を吹いて鳴らすようなリフが何とも涼しげで心地よいのだが、VoicesOfSingersLongGoneを聴きながら涼しい曲を作るだなんて何か不思議な気がするね。


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