無意識日記
宇多田光 word:i_
 



要はFoLに続いてK&Cでも光はPVに傾注していない、という話。最もあっさり考えれる理由は「監督誰にすんの?」ってコト。多分、誰が撮っても見劣りする。映像美の話ではない。光の表情が、だ。キリヤンがこの点特に秀でていたとは過去にも強調した。他の人に頼む時、ソコが最も不安なのだ。それならFoLの様にシンプルに歌い姿を収めたりK&Cの様に全編アニメで埋め尽したりは穏当な方法論かと思われる。が、ソレはソレ。今回の場合、キャラによるリップシンクロのアイディアは面白い。けど、活かし切れていない。シンクのカットの長さに幅持たす等5分間を惹き付け続けるアイディアの突詰めが欲しかった所だ。


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昨今のシングルCDは初回限定版DVD添付が基本となっている。内容は大抵PV映像で、違法適法問わずダウンロード隆盛の今、CD盤の購買意欲高める重要なアイテムとなっている。元来PV"プロモーションビデオ"は82年頃米MTV等で流す目的で作られた。ラジオのみならずTVでも音楽を売ろうという魂胆からだったが、そもそも音楽専門チャンネルを無尽蔵に視聴できる環境でなくては宣伝効果がなく、歌手がナマで唄うのが主流だった80年代当時の日本のTVではPVの存在意義は皆無だった。それを考えるとCDのオマケとはいえ今現在は過去最も日本でPVの存在重視されてる時代といえる…んだがなぁ…


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