片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

”宝塚芸術展”鑑賞、入選日本画「束の間の存在」前で20分間座り込む!

2016-01-25 13:37:47 | 「趣味の集い」

今朝こそ積雪覚悟する早朝、今朝の日本列島は非常に冷たい空気にすっぽりと覆われています。強い風により、名古屋など日本海側から雪雲が流れ込みやすい場所では、太平洋側でも雪が降り、積もりました。あすの朝も今朝同様に冷え込みが厳しくなりそうです。(tenki・jp)

業績不振に苦しんでいたソニーが躍進している。2015年4~9月期の当期純利益は1159億円と、上期としては5年ぶりの黒字化を達成。大手電機メーカー6社の中でもトップに立った。通期の当期純利益は1400億円を計画しており、前期の1259億円の赤字から大幅に改善する見込みだ。(東洋経済オンライン)

ここ毎日天気予報に脅かされ、雪国並みの雪害を覚悟(水道管補強・買い置き食料品)、深夜トイレの際も降雪の気配無く、起床時(氷点下2℃)近隣屋根積雪を確認するも根拠なし。

明け方の暗さも、日差しの差し込みで青空ドンドン広がって行く。

8:30 鍼灸接骨院「むくの木の森」片麻痺硬直治療に訪れる。
月曜日午前中勤務のN先生は公休日、按摩・マッサージ鍼灸師院長W氏に案内され、ベッドに仰臥姿勢を保持する。

先生、水治療器「オンパー」のお湯が沸いていないことに恐縮しながら、冷え込んだ体を温かくしましょうと言われ暖房速熱盤を腹部と足首に当てがい、10分余り安楽姿勢維持。

片麻痺硬直治療の第1歩は安楽姿勢維持、昨日1日外出の疲れ・腰痛・首の凝りが温熱と刺激でゆっくり解消されていくのが自覚される。

W先生の施術は仰向き姿勢「腰痛防止ストレッチ」から始まる。
右足・マヒ左足を力強い腕力と技でマッサージ、筋肉を柔らかくしてから一本づつ伸ばし調整してから両足裏を腹部に当て、スタンバイ完了。

両膝を曲げて胸に、ゆっくり押し付け、臀部が上がってくると腰の筋肉が伸びていくのが感じられる。
健康体の時分は、畳に寝転んで一人柔軟体操に取り組んだが片麻痺患者は、鍼灸師の施術で補って貰える幸せに感謝する。

次のご指示は「うつ伏せ姿勢」、両足裏~脹脛筋~大腿四頭筋~脊柱起立筋を根気よく揉み解され、うつ伏せのまま安楽気分に浸る。

もうこの辺りで終えると思う頃に、先生ベッドに乗って背中の筋肉すべてに親指を当て、全体重を委ねる指圧手技。

心地良い箇所は、大臀筋・菱形筋・肩甲骨筋等、ベッドに伏せてる口からヨダレが出そうで懸命に耐える。

帰途10:00 宝塚市立文化施設「ソリオホール」訪れる。阪急宝塚駅地階駐車場に車を停め、エレベーターにて、日本画講師T先生出品「宝塚市展入選」会場(ソリオ3階フロア)へ向かう。

3階降りて、ホール中途に位置する市役所の一部機能を持つ出張所として「宝塚市役所 宝塚駅前サービスステーション」 へ立ち寄り、住民票の交付を依頼する。

交付願いを記入して窓口でお願いすると杖歩行の不便さを察しられ、そのまま椅子に掛けてくださいとご親切な申し出に恐縮する。

駅前サービスステーションの心良い応対に気分良く、受付で第59回宝塚市展入選目録を頂戴してビックリ、T先生は日本画部門にて、作品「束の間の存在」が「市展賞」の名誉に輝いていた。

先生の大きな作品は、何号にあたるのか見当もつかないが 日本画独特の神秘性が画面いっぱいに広がり、樹木が多彩な岩絵の具で描かれているが未熟な自分には奥行きの深さは飲み込めない。

幸い、大画板の前には休憩ソフアが設置され、唯一人座らせて貰い、20分間ばかり熱い気持ちで熟視させて頂く。

2本の樹木はキャンパスいっぱいに描かれているがじっくり見ると左右が異なっている。

左は伸びるに従って色褪せていくが右は真中頃で極彩色が鮮やか、上に伸びるにつれ彩色が変化していく。
更に左側には、目立たない女性の存在、何を意味しているのか分からないが講評には、「斬新な切り口で大胆の中にも深い精神性に満ち溢れた作品に仕上がっています。さらなる飛躍を楽しみにしています」とあった。