片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

大寒入りトレーニング、通所施設で器械運動に汗流す90分!

2016-01-21 08:24:38 | 「パワーリハビリ」

真っ暗な早朝、21日は1年で最も寒い頃、二十四節気の「大寒」。
上空の寒気の様子を見ると、暦に合わせたかのように、日本付近には山どころか平地でも雪を降らせるような強い寒気が居座ったまま
来週のはじめ頃にかけて寒気の影響が残りそうです。(tenki・jp)

MSCI世界株価指数は20日、昨年4月につけた過去最高値からの下落幅が20%に達し、「弱気相場」の領域に突入した。(ロイター) 

 

8:40分 外気温3℃の寒さに身をすくめながらPDS送迎車中へ、行き届いた暖房にホッと一息、途中高松町「復興住宅」に立ち寄り大長老T氏(95歳)を迎え、仁川ディサービスセンターに向かう。

何時もニコニコ顔のT氏は一人住まい、高齢者のお1人さま生活は、実は幸せなのではないかと推察する。

車中では、復興住宅に於ける毎週1回の食事会が月に1回となったとボヤイテ居られたが大好きな大相撲、昨日大関「琴奨菊」が横綱「白鳳」を倒して11連勝を保持したことにご機嫌の様子だった。

本日のご婦人席はAさん(84歳)お一人、先週ご覧になった大ヒット映画 吉永小百合・二宮和也(ニノ)主演「母と暮らせば」感想に夢中になる。
滂沱の涙になったのは後半、息子二宮和也(ニノ)が病む母 吉永小百合を天国から」迎えに来るシーン。

次回も、ディサービス仲間Sさん(78歳)と東宝映画「杉原千畝スギハラチウネ」を観に行くと目を」輝かされていた。

バイタルチェック(血圧109-58脈拍72体温36.4℃)、コーヒータイム 朝日新聞インタビュー ”時流に抗う” 権力と個人の関係を問い続ける作家「辺見庸」、敷かれたレール、現状維持願う風潮、見えぬ「怒りの心」。

今の局面は、全てが翼賛化していった1930年代と同じ、人はこうもいとも簡単に動員されるかと危惧される。市場経済の爛熟をみる思い。

9:15 オリエンテーション リーダーS氏、週末は今シーズン最強の寒気が流れ込んできて、さらに寒さが厳しいものとなる見込み、インフルエンザ流行の兆しもあって体調管理に万全にしてください。

パワーリハビリテーション開始、一番にご指名いただき、昨晩「コムラ返し」で痛んだ麻痺」左足」の運動機能回復を目指し取り組む。


№1「トーソーエクステンション腹筋強化運動」・・・・身体の前側には腹筋、後ろ側には背筋があります。腹筋には4種類あって、
①腹直筋-主に体を前に倒す時に使います
②外腹斜筋-主に体を横に倒す時、捻る時に使います。
③内腹斜筋-主に腹直筋をサポートします。つまり、体を前に倒す時に使います。
④腹横筋-これは、動きを助ける事はあまりないのですが、「腹圧」を押さえてくれます。さらに、呼吸の時に、横隔膜を上に押し上げるのを助けてくれます。
片麻痺患者には、麻痺側を含め体を前に倒す事は「寝たきり」を防ぐ最優先運動。

 

№2「ホリゾンタルレッグプレス 両足運動」・・・・・・太ももの筋肉は大腿四頭筋といいます。この筋肉は人間にとって日常生活で非常に 重要な筋肉です。
ホリゾンタルレッグプレス両足押し運動 は大腿四頭筋を鍛える最適マシン。
大腿四頭筋は膝関節の伸展運動に大きく貢献、日頃歩行出来ない片麻痺患者にはエネルギーの消化と共に膝関節を衰えないように鍛える優良マシンの一つ。

№3「ヒップアブダクション股関節開閉運動」・・・・・・体の中で一番大きい関節である「股関節」、日常生活では立つ、歩く、座る、走る、しゃがむなどの動作を何度も繰り返します。 これら全ての動作の基本となっているのが、股関節。

股関節が硬くて機能しないと、骨盤の歪みなど様々な支障がでてきます。
片麻痺患者は、大きなハンディを抱えている事を常に認識、7機種の中で股関節を鍛える唯一の器械と心得、大事に取り組む。

11:307機種7種類マシントレーニング終了、帰宅迄の休憩は読書、玉川大学出版部 バーナード・ストンハウス著「ダーウインと進化論」