片麻痺との二人三脚

孤独に甘えず、後ろ振り向かず、希望失わず、唯前進あるのみ!

展望大浴場・懐石コース愉しむ日帰り有馬、金・銀の湯で贅沢な湯治気分!

2015-04-23 08:55:24 | 「ファミリー」

天候が落ち着いてくる傾向、きょうの関東甲信は日差しがあっても油断禁物。狭い範囲で突然ザッと雨の降ることも。長時間、外で活動される方や、ほんの短い時間にお買い物に出かける方も、雨具があると安心です。 きょうは全国的に晴れて、5月並みの暖かさの所が多くなります。(tenki・jp)

輸出額から輸入額を差し引いた3月の貿易収支が2012年6月以来2年9カ月ぶりに黒字に転じた。
円安を背景に輸出額が増加し、原油安で輸入額が減少したことが要因だ。ただ、今後は原油価格が反転する可能性もあり、市場関係者の間では「黒字の定着は見通せない」との見方が多い。(毎日新聞) 

久しぶりの好天に恵まれ、家人と二人揃って「有馬グランドホテル」展望大浴苑(9階)・昼食日帰りプランに出掛ける。
日常生活・ゴールデンウイーク共に、特別な計画も無いシニア二人、穏やかな気候を幸いに特別な一日を求め、有馬温泉へ車を走らせる。
有馬はその昔、太閤秀吉公が茶の湯を楽しまれた最も由緒多い土地、宝塚からは名塩へ抜ける「盤滝トンネル」を越えると蓬莱峡経て、秘湯有馬温泉迄は20分余りの道程。

有馬の入口「杖捨て橋」(昔湯治に来られた湯治客が不用になった杖を捨てたと由来される)を左折、紅葉で有名な「瑞宝寺公園」を左手に見ながら「虫地獄」・「鳥地獄」(炭酸温泉硫黄で虫・鳥が死滅する由来)の案内看板を見ながら、由緒ある「稲荷神社」の高い階段を仰ぎ観て、ロープウエイ有馬温泉駅駐車場にて一服。
案内板を見ると灰形山を登山道とする裏六甲ルートが記され、神戸・大阪方面から六甲越えで入湯する登山客の人気コース(紅葉谷道)と伺える。
狭い車道(こぶし道~滝道)を滝川に沿って鼓ケ滝公園に向かって走らせ、「鼓橋」を渡って「ます池」を右に見ながら有明橋を渡ると道は益々狭くなる。
公園内ロング滑り台の前に駐車、流れる”滝川”新縁の景色を愉しむ。
紅葉の新緑が両岸から水量豊かな流れに映ずる風景は一幅の日本画を見るような美しさ。

秋紅葉シーズンの素晴らしい景気を心に描きながら、有馬の山間を流れる穏やかな時間を過す「有馬グランドホテル」10:30分到着。
フロントにて、予約済みの氏名呈示して、日帰りプラン(展望大浴苑+昼食)手続き、和・洋・中のコースが選べる「旬菜時記」から和食・小懐石コース(@6,250)をお願いする。
          

          
11:30入浴時間迄ロビーラウンジにて休憩、エントランスを通るとそこは一面に緑。先程麓を走行した灰形山の緑なす山並みを眺め、二人言葉も無く、感慨に耽る。
展望大浴苑「雲海」(2,272㎡)は、壮大な展望とともに有馬のいで湯を多彩に愉しむ。
金泉は鉄さび色の朱いお湯、噴き出し時は無色透明なのだが空気に触れると直ぐ酸化して朱くなり、湯を舐めるとしょっぱい。海水の2倍の塩分を含んでいる。
広々とした浴室内を一人杖をついて慎重に足を運び、手摺のついた浴槽、金泉と銀泉の二つの湯を浴びる。
金・銀の湯の相乗効果が片麻痺硬直に効果あることを期待、空高くかがやく、清らかな情景に、身も心も浮き上がる気持ち。
片麻痺患者が付き添い介助者も無く、辛うじて贅沢な入浴を満喫できる喜びに感謝・カンシャ
         

         

昼食は、2階パーティルームにて「和食・小懐石」、食前酒に戴いた「ノンアルコール アップル」で二人乾杯、こだわりの器に盛られた四季の味わいを小懐石で愉しむ。
食事は、炊き出しご飯に「和(鮮魚)・洋(牛肉)に野菜鍋」、ノンアルコールビールを飲みながら、風呂上りの快い空腹感を満たしていく。
食後には、凝った器のデミコーヒー、蓋の付いたこだわり器には、冷たいフルーツ オレンジに小さい餡餅が収まっていた。
90分間に及ぶランチタイムを心ゆくまで堪能する。