トシの読書日記

読書備忘録

生きる意味

2012-03-09 16:28:10 | な行の作家
中島義道「人生に生きる価値はない」読了



雑誌「新潮+45」に連載されたエッセイをまとめたものです。相変わらずの中島節であります。しかし、今まで読んできたものと少し違う点があるとするなら、「どうせ死んでしまうのなら生きていても意味はない」と言っているにもかかわらず、意外とジタバタしているところですかね。


とまれ、中島義道の提唱する「明るいニヒリズム」には、やはり強いシンパシーを感じないではいられません。



先日、姉から以下の本を借りる


大江健三郎「読む人間」
稲葉真弓「唇に小さな春を」
カズオ・イシグロ「浮世の画家」
バルガス・リョサ著 西村英一郎訳「密林の語り部」
西川美和「ゆれる」
フォークナー著 加島祥造訳「サンクチュアリ」
辻原登「抱擁」
多和田葉子「雪の練習生」


またたくさん貸してくれたもんです。読みたい(読まなきゃいけない)本が山とあるのに…ちょっとありがたメイワク(笑)

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