楡周平「陪審法廷」読了
いつも行くバーの飲み友達が「絶対面白いから読め」と言って貸してくれたんです。こういったミステリーというかサスペンスというか、この手のものは苦手なんですが、断るのも悪いので借りたのでした。それで、借りたら借りたで今度会ったときに「どうだった?」と聞かれるのは必定なので、仕方なく(?)読みました。
やっぱりだめですねぇ。もちろん面白いことは面白いんですが、こういったものよりも自分には純粋な文学の方が向いているようです。
舞台はアメリカ、フロリダ州。15歳の日本人少年が、性的虐待を受けている隣家の少女を助けるべくその父親を殺害するんですが、裁判でそれが無罪になってしまうんですね。アメリカという国は、なんとも不思議な国です。
これが日本なら当然有罪で、情状酌量の余地とか、そこらあたりを鑑みて量刑が決まると思うんですが。
日本に裁判員制度が導入される前後に刊行された本のようで、そこらあたりを当て込んだんでしょうね。
いつも行くバーの飲み友達が「絶対面白いから読め」と言って貸してくれたんです。こういったミステリーというかサスペンスというか、この手のものは苦手なんですが、断るのも悪いので借りたのでした。それで、借りたら借りたで今度会ったときに「どうだった?」と聞かれるのは必定なので、仕方なく(?)読みました。
やっぱりだめですねぇ。もちろん面白いことは面白いんですが、こういったものよりも自分には純粋な文学の方が向いているようです。
舞台はアメリカ、フロリダ州。15歳の日本人少年が、性的虐待を受けている隣家の少女を助けるべくその父親を殺害するんですが、裁判でそれが無罪になってしまうんですね。アメリカという国は、なんとも不思議な国です。
これが日本なら当然有罪で、情状酌量の余地とか、そこらあたりを鑑みて量刑が決まると思うんですが。
日本に裁判員制度が導入される前後に刊行された本のようで、そこらあたりを当て込んだんでしょうね。