岸本佐知子「気になる部分」読了
いろんな雑誌に書いたものをまとめたエッセイ。
以前、「ねにもつタイプ」を読んで、この人のエッセイはおもしろいけど、これ1冊でいいなって思ってたのに、ころっと忘れてまた買って読んだ次第(苦笑)
やっぱりおもしろいです。おもしろいんだけど、読み進むうちにだんだん気持ちがさめていくというか、たとえばすっごくお腹が空いてて、500gくらいあるステーキを「これくらい楽勝!」って食べ始めたのはいいけど、だんだん肉の脂で胸焼けしてきてもう最後は吐き気と戦いながら無理やり食べてる感じ・・・。
あ~この書き方がすでに岸本佐知子だ(笑)
でも、「くすっ」と笑えるところは随所にあって、楽しめました。たとえば・・・
「根堀り葉堀り」の「根掘り」はともかく、「葉掘り」って何なのだ?とか「夕焼け小焼け」の「小焼け」っていったい何が焼けてるのか?とか、このての話には枚挙にいとまがない。
時々、翻訳に関するまじめな話もあって、それが箸休め的な役割でなかなかよかったです。
いろんな雑誌に書いたものをまとめたエッセイ。
以前、「ねにもつタイプ」を読んで、この人のエッセイはおもしろいけど、これ1冊でいいなって思ってたのに、ころっと忘れてまた買って読んだ次第(苦笑)
やっぱりおもしろいです。おもしろいんだけど、読み進むうちにだんだん気持ちがさめていくというか、たとえばすっごくお腹が空いてて、500gくらいあるステーキを「これくらい楽勝!」って食べ始めたのはいいけど、だんだん肉の脂で胸焼けしてきてもう最後は吐き気と戦いながら無理やり食べてる感じ・・・。
あ~この書き方がすでに岸本佐知子だ(笑)
でも、「くすっ」と笑えるところは随所にあって、楽しめました。たとえば・・・
「根堀り葉堀り」の「根掘り」はともかく、「葉掘り」って何なのだ?とか「夕焼け小焼け」の「小焼け」っていったい何が焼けてるのか?とか、このての話には枚挙にいとまがない。
時々、翻訳に関するまじめな話もあって、それが箸休め的な役割でなかなかよかったです。