ボブ・ディラン
ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム

このCDは1990年の国内盤です
ナイスのアルバムや、
「イン・ザ・ホット・シート」で、
ボブ・ディランの名前が出てくるのですが、
なかなか、オリジナルの楽曲に触れる機会がありませんでした。
一昨年、あたりから、オリジナルの楽曲が入っている、
レコードやCDを購入しているのですが、
聴く時間も取れずにいたりします。
私がポピュラー音楽を聴くようになった頃は、
アルバム「欲望」からシングルカットされた、
「ハリケーン」がヒットしており、
これは、たまたま、カセットテープに録音していた覚えがあります。
それ以後、あまり積極的に、
ボブ・ディランのアルバムを購入して聴いてみようという、
気持ちも起きないうちに、
EL&Pと出会ってしまいました。
このアルバムは、
解説を読むと1965年の発売とあり、
全米6位、全英1位を獲得しているとの事。
2曲目に収録されている、
「シー・ビロングズ・トゥ・ミー」は、
ナイスのサードアルバム(邦題 ジャズ+クラシック/ロック=ナイス)の、
最後に収録されているわけです。
このブログでも取り上げていますが、
高校時代に、幸いにも、
「ナイス・フィーチュアリング・キース・エマーソン」
が発売されたおかげで、
楽曲に触れることができました。
ジャケット違いのナイスのサードアルバムですね。
ウィキで見たら、
この曲は多くの著名アーティストによって、
カバーされて、それぞれのアルバムに収録されているようなのですが、
現時点で「ザ・ナイス」の名前は見あたりませんでした。
実際に聴いてみました。
ラジオで、もし、この曲が流れていたとしても、
きちんと歌詞を記憶している等の注意力がなければ、
ナイスのカバーした元の曲であるとは、
私であれば、全く解らなかったと思います。
楽曲としては、
ほとんど、
別物になっていると思いますね。
これも、キースの特徴の一つですよね。
ボブ・ディランもナイスも所持されている方には、
「何をいまさら」という話だと思いますが、
今頃、こんな記事を書いている私です。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
このアルバムこそディランがフォーク路線から脱して、エレクトリックへ移行。多くの実験を試みながら、ロックとフォークの融合、そしてコンセプチャルなアルバム制作の入り口となったアルバムだけに、僕はとても思い入れの深い一枚です。
このアルバムの存在意義はロック史でとても重要な役割を果たしたと思ってます。
ザ・バーズ、ホリーズ、フライング・ブリトー・ブラザース、CS&Nからイーグルス、同時期にはビートルズまでもがこのアルバムに驚愕し、多大なる影響を受けている事もあり、ディランの作品の中で、とても奥深い一枚だとずっと思ってます。
アル・クーパーらとのつながりも後に生まれ、元アニマルズでキーボードを担当していたアラン・プライスとの交流もこの頃だったと思います。
きっとディランの世界感に有能なキーボード奏者が必要だったんでしょうね!
すみません、勝手に熱くなってしまいました。
でも本当に良いアルバムですよね!!!
コメントありがとうございます。
解説を読みながら、アルバムや、ボブ・ディランについて、学びの端緒についたところです。
お恥ずかしい話、今まで、ボブ・ディランを、時々見る事が出来た映像のイメージからのみ判断をしていたところがありますが、解説やMaMoRu様のコメントを読んで、ボブ・ディランの音楽への姿勢や、他のアーティストに及ぼした影響等、このアルバムのロック史での役割を知る事ができた感じです。
ありがとうございます。
ナイスがきっかけではありましたが、
時間の許す限り、他のアルバムも含めて、重ねて聴いてみたいと思っております。