EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

エイジア アルファ 国内版カセットテープ

2015-06-10 12:57:06 | Carl Palmer関連
エイジア アルファ 国内版カセットテープ





アルバム「アルファ」からは「ドント・クライ」というシングルが出ていて、
それは何度か取り上げていますが、
アルバム全体に関する品物を取り上げるのは確か初めてだと思います。

カセットテープの方には、
アルバムには収録されていないボーナストラックが入っている事も、
どこかで述べたように思いますが、
そのボーナストラックの「デイライト」は、
シングル盤「ドント・クライ」のB面に収録されました。

熱心なエイジアファンは、
アルバムの他にシングルレコードも買わなければならなかったという事ですね。

カセットの中には、細かく折りたたまれた解説用紙が入っており、
レコードに入っていた物と同じ内容であると記されています。

メンバーが所属していた過去のビッグなバンドを遙かに超えて、
さらにビッグになったというような出だしから解説が始まりますが、
エマーソン、レイク&パーマーという文字もここで登場します。

売上という観点からすれば、確かにその通りではあります。

次のアルバムではスティーヴ・ハウが不参加なのですが、
このブログで取り上げた評伝本を読む限りでは、
アルファ制作時点で、ウェットンとスティーヴの確執は起きていた感じでした。

しかし、その確執がなければ、
ウェットンの代打としてのグレッグの来日もあり得なかった事になります。

EL&Pファンの視点からみた場合、
「詠時感」のメガヒット。
ヒットし過ぎた故の重圧と確執。
確執を背負いながらの「アルファ」の制作。

となると、「アルファ」の制作は、グレッグ来日の序章となってしまったとも言えます。

私自身は、この時に生グレッグを見ていなければ、
1992年にEL&Pとして来日するまでは、
生グレッグにお目にかかれなかった事になりますね。

以上。

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