the best of the nice CD 1998
今年は2023年。
90年代末期の製品も、
本当に遠くなりつつありますね。
キャッスルから1998年に発売されていた、
ナイスのベストCDです。
プラケースCDのブックレットジャケットは、
セピア調で白の部分は銀色になっている
96年頃、英キャッスルでは、
EL&Pのファーストから頭脳改革までのCDの盤面を、
ジャケットの絵柄の一部を取り込んだ仕様にしていました。
今でも、時々、絵柄の入ったCD盤面が、
いろいろなメーカーで制作されているのかも知れませんが、
他のアーティストの品物に関しては詳しくありません。
キャッスルのCD盤の傾向として、
90年代半ばから後半は、
ジャケットの絵柄の一部をCDの盤面に取り込むという、
やり方をしていたのだと思われます。
その痕跡が、このCDの盤面にも見られますね。
CD盤面
これなどは、ベスト盤であるにも関わらず、
ブックレットジャケットの絵柄をCD盤面に取り込んでいるわけです。
日本のビクターエンタテイメントさんでは、
K2HDとかSHMとか再生音にこだわって、
紙ジャケットCDを次々と制作していたわけですが、
CDの盤面のデザインは、
ヴァージョンごとに画一化しただけで、
ジャケットデザインの一部をCD盤に取り込むという遣り方は、
一度もやった事がありませんでした。
紙ジャケット制作にお金をかける事に力点があったという事なのでしょう。
プラケース裏側
以上。
EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。