クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウン
スーパー・デラックス・エディション
シュリンク上のステッカー
一昨年の10月にリリースされたアーサー・ブラウンのボックスセットに関しては、
リリース当初から関心がありました。
いわゆる、アルバム「クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウン」のみに焦点を絞ったセットであったためです。
厚みはこんな感じ
LP大の見開きダブルジャケットCD収納スリーヴ
スリーヴ入りアナログ盤1枚
ブックレット
折りたたんであるポスター
これに当時の写真等を含めたブックレットも付いているとの事でしたので、
カール・パーマーが参加していた時のフォトなども、
少しはあるのではないかという期待があったからですね。
そもそもボックスセットというのは、
一般通念からすると、安くないわけなので、
少しの期待のみで発注するわけにはいきませんでした。
価格の変動をチェックしながら、
入手したギフト券を投入して、
最安値を見計らって発注しました。
このボックスですが、
ボックスセットとしては、
安価な方であると思います。
安価であるという事は、
それなりの出来映えなのかと思って、
多くの期待はしないわけですが、
良い意味で期待を裏切ってくれましたね。
EL&Pに関しては、
SONY時代に「恐怖の頭脳改革」ワンタイトルのボックスセットがリリースされましたが、
これはボックス仕様とは言い難いボックスセットでした。
詰め込んでいる品物の分量に比して、
装丁があまりにもお粗末でした。
しかし、この「クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウン」のボックスセットは、
紛れもなくボックス仕様でした。
CDが数枚セットされていますが、
頑丈な台紙の厚みを利用し、
CDをはめ込むような仕様にしています。
CD盤の厚みのくぼみに、
CD盤をはめこみます
CDを挟み込む面の周囲の絵柄は、
公演時の状況が解る資料の写真を用いて、
カラフルにコラージュしていますね。
時代のワクワク感が伝わってきますわ。
「恐怖の頭脳改革」のボックスでは、
台紙に切り込みを入れて、
スリーヴ入りCDをセットするだけになっていたので、
ボックスの担当者がどこまで装丁にこだわるかかが、
マニアに嬉しい製品か、そうでないかの分かれ道と言えます。
EL&P本体やメンバーのボックスではありませんが、
とても良くできているので、
カール関連の事も入れて、
再度、レポートをしたいと思います。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。