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EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

3(スリー) LIVE IN BOSTON disc1 その1

2015-09-23 14:33:05 | 「スリー・トゥ・ザ・パワー / 3…TO THE POWER」
3(スリー) LIVE IN BOSTON disc1 その1


ジャケット裏側ね

3(スリー)の2枚組ライヴが9月5日に届きました。

ジャケットは見開きで紙製なのですが、
海外の紙製ジャケットは、CDがむき出しの状態で、
ジャケット内に突っ込まれているので、
この状態はあまり有り難いものではありません。

それでも、デジパックやプラケースの、
押さえの部分が欠けており、
欠けた部分が、CD盤上を輸送中に転がっていたりするよりは、
遙かにマシかも知れないです。

スタジオ盤の発売の権利を持っているメーカー以外のメーカーからリリースされる、
古いライヴのCDというのは、
ライヴ時の写真等をジャケットの一部に取り込んでいるという事は、
ほとんど無いのだと思われます。

この3(スリー)のライヴも、
おおよそスタジオ盤リリース時に、
告知やジャケット裏で使用されていた写真をそのまま引用しているぐらいで、
珍しい写真等はありません。

内容の方ですが、
もし、曲順を組み替えて制作をしていなければ、
EL&Pとは明確に異なった曲順ですね。

「庶民のファンファーレ」を、
最初に演奏します。

次に、
3(スリー)の「Desde La Vida」が演奏されます。

比較的長い曲を、
最初の方で演奏してしまうという構成です。

3(スリー)の曲は知られていないので、
長さに関わらず、ドンドン演奏してしまえという感じですね。

キースの最初のピアノソロは、
なんと、サントラの「ベスト・リヴェンジ」の曲を演奏しています。
これはちょっと意外でしたね。

3(スリー)は、プロモーターの希望も去る事ながら、
持ち歌が少ないので、EL&Pの曲を演奏しないと間が持たないわけです。

音を聴くと、どうやらこれは、
比較的音の良いブートを、手続きを踏んで公式化したみたいな感じですね。

というのは、
3(スリー)のスタジオ盤で、クッキリと聞こえてくる、
インパクトのあるキーボードの音が、
音が聞こえないぐらいの小さな音だったりする箇所があるからです。

その音が聞こえてこないと、キースがいる意味がないぐらいなので、
公式ライヴ盤としては、とても、物足りなく感じる部分があります。

3(スリー)レコーディング時のキースへのインタビューを思い出しながら聴くと、
キースとカールの背水の陣みたいな様相が伝わってくる感じがします。
勢いだけはスゴイのです。

結局、エマーソン、レイク&パウエルにしても、
3(スリー)にしても、
EL&Pのメンバーが2人も参加すると、
どうしてもEL&Pを連想してしまう事になります。

それほどEL&Pは強烈であり、メンバー自身も、
その「くびき」から逃れる事はできないのだと思います。

以上。

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