食事処だいだい@宇都宮

宇都宮はもう二回ほど歩き回り主な餃子も食べ尽くしたので、駅前のチサンホテル「食事処だいだい」でひとり呑みして帰ることに。湯葉餃子、栃木ゆめポーク、那須御用邸の御用玉子焼き、地酒「鳳凰美田」の梅酒ソーダと、地産地消で固めてみた。庶民派・餃子の町からすると、料理法がちょっと品が良く、うまいのだがインパクトがどこか横滑りしていく。

締め飯がわりに、やはり「餃子館」行っておこうか？

縁のビーフシチューとオムライスのプレート@宇都宮

宇都宮駅周辺は大袈裟でなく、駅ナカも駅前も昼ごはんを食べられるような飲食店が、餃子屋しかない。駅ビルパセオ1階の「縁（えにし）」は、そんな中で数少ない、餃子以外が味わえる貴重な店である。「栃木セレクト」を標榜しており、地元の農畜産品を用いたランチプレートが揃う。

ビーフシチューとオムライスのプレートは、とろとろの地卵にフレッシュなトマトケチャップが、雑穀米のご飯としっとりと一体に。シチューは牛肉がかまずともホロリととろけ、濃厚なルウと相性がバッチリ。思わず「とちぎ洋食」とネーミングしたくなるまとまりで、野菜サラダの瑞々しさも特筆ものだ。

古い学校の教室を模した店内は、駅ナカなのを忘れさせる落ち着きがある。宇都宮に着いて餃子気分ではないときには、ぜひ。