特定接種

　今日の午後の雨の中、近くの保健所で感染症の会議があった。
　その中で、新型インフル対策について、“特定接種（＝新型インフルエンザ等対策の実施に携わる公務員に対して臨時に行う予防接種のこと）”の話があり、ふと思って手を挙げて質問。
　「これって、効果はあるのですか？」
　「未だ、ワクチン（製品）が出来ていません。」が回答。
　ここで、『モノがないのに、効果があるように、接種を推奨する根拠は何ですか？』と、聞こうかなっと思ったが止めた。
　きっと、あいまいな返事しか、してくれなさそうで、従順なその他の方にも悪そうだし、更に、一緒に来た同僚にも気にさせたらとも思って止めた。
　でも、インフル２００９の時の、ワクチン優先順位で、かなりパニクった事をどうも忘れているように感じてしまった。
　効果は、どう考えても従来以上は想定できない。
　やはり、抗インフル薬を適切に使う事が一番と考えた。
　ワクチンは、まあ、希望に任せよう。
　どうころんでも、あの“スペインかぜ”以上は想定出来ないから。

　明日は若いのと研修医と二件中心静脈穿刺の予定があるが、両方上手くいって欲しい。

※ ノーベル平和賞候補にロシア“Ｐ”大統領もあり？