ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

突然の急患

2018-07-13 22:31:13 | Weblog
 外来途中、某科より、血圧が低く、脈も少ないと診療依頼があった。
 『何から始めるか?』と思ったが、すぐには浮かんでこない。
 それは、この数年、臨床救急患者さんから、かなり離れた診療をしているので、救急の思考は頭の底に沈んでしまっているから。
 それでも、絶対に先に進まなくてはならないので、脳細胞を絞って、兎に角、まず第一に、意識状態を確かめ、先にチェックしてくれていた血圧・脈拍・酸素飽和度を確認し、次に何をすべきか、調べるべきかを、大至急、更に脳細胞から絞り出す。
 検査結果が出るまで、点滴で血管確保して待つ。
 待たないと、方向が見えてこない。
 結局は、心電図から、心疾患が疑われ、方向が定まった。
 日頃、親しんでないと、思い浮かばないという、日々の修練学習が、少しずつ抜けていたことを思い知らされた。
 でも、意識があって、血圧も酸素も、程々以上ならば、考える余裕は少しある。

 夕方、他医の薬処方を頼まれ、疲れからか、確認不十分で書き直しの○○をやってしまった。
 帰路、少しゆっくり目、トボトボよりはマシに歩いて帰った、

※ 大相撲名古屋場所は横綱全員休場、新大関の足趾は?
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