午前外来の終わり頃に来たとある高齢者、以前から薬を一杯飲まれており、整理可能と考え、話していくと、「今までと同じ薬を全部下さい。ジェネリックはイヤです。」という。
中身を見ていくと、止めたり、変更しても良さそうなのがいくつかあり、それぞれ話していっても、頑とゆずらない。
そして、自書きメモを出して、「これと同じモノを出して下さい。」と言われる。
それをたどると、最近のカルテには書かれてない薬もあり、「これは、最近処方されいませんよ。」と言っても聞かない。
仕方なく、「今回は全て出しますが、次回からは出しません。」
「全部、出して下さい。」
「ウソは言いません。」と、すべて処方し、カルテに今回のみと記した。
後刻、薬局から電話があり、「△▽は、前に飲んで具合が悪くなったと言われます。どうしましょうか?」と、問い合わせがあった。
「その薬も、その方の示すメモの通りに出したもので、その時にも、念を十分押してあり、今更、言われても致し方ありません。」と修正はお断りした。
まあ、後発品は絶対イヤ、薬は一つも変えて欲しくないという、その考え方が、病気の根底にありそうに思えてしまった。
でも、この方との応対は、やっぱり疲れたが、次回は、方針は変えず、譲らない。
それが、医師の役割、それでいいかな。
※ トルコ vs ロシアは、理解が難しい。
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