エイズ２人目

　米国で二人目の医療関係者の感染が出て、彼の国の誇りは薄れそう。
　ＮＨＫニュースで“感染は、患者の血液や体液に直接さわると起こります。”と話してた。
　しかし、厳密には“創傷のある皮膚や粘膜を介して直接的接触することにより、またはそのような体液で汚染された環境への間接的接触でヒト－ヒト感染が起こる。”と国立感染症研究所は述べているのだから、触るのは危険だけれども、触るだけで健全は皮膚から自ら侵入して移らないとはっきりと言わないと、“疑われる患者さんには、触るな！”煽る様に聞こえてしまい、別の危険状態の可能性も起こりうる。
　どこでもそうだけれど、これ位なら、まあまあとやってしまう、いつもの安穏癖が出てしまうとまずいけれど、緊張しすぎてもミスが出やすくなる。

　今日は予約外来だったが、夏休みをとった、そのサイクルの延長で少なめ。　おかげで、かなりゆっくり患者さんと話せて、隣の診察室の若いのが話している事もそっと聞き耳を立てる余裕も出来た。
　盗み聞きだけれど、若いのはまじめで正直なのは十二分に分かったが、その分、言葉が四角くて、丸い部分が極めて少なく、患者さんを言葉で追い詰めているようにも聞こえてしまった。
　もう少し柔らかく話すには、性格も重なっているが、やはりもう少し慣れていかないとという辺りかな。

※ 香港デモの落とし所が近い？