６０分に１２０枚？

　今日は新患外来の日、今週も出足悪く、それでも、２名の紹介患者さんがいたが、研修医の来るのが遅めで、一人目は自分が診た。
　そして、二人目を研修医に診てもらったが、紹介側も研修医も、両方共どうもポイントが定まってないように思え、もう少し、深めて欲しかった。

　宵の口に産業医講習会があって、平日だったが、行ってみた。
　実際の仕事における“過労”の話で、テーマも現実的でいいのだけれど、パワーポイント原稿を印刷した参考資料をもらって、なんと１２０枚もある。
　持ち時間は６０分なのに、１２０枚は明白に無理で、しかも、小さな文字のスライドも多数で、『講師さん、何考えてんの！』と感じてしまった。
　その講師の方は、実直まじめそうな印象で、話もまじめのまんま。
　当然、眠くなってボーッと聞いた部分は記憶には入らない。
　要旨には問題はなかったが、細かい文字の部分や、多い枚数をかなりはしょって、何とか定刻には終わらせて、実直さんにはワルイけど、事前準備がかなり違ってるんじゃないのと言いたかったが、もちろん、言わない。
　
※　夜行バス運転に“覚醒剤”の理屈は分かるけど、その量は適量？