ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

インフル再度判定不能

2011-03-09 20:52:54 | Weblog
 2月7日の“タミフル”試用に対し、24日インフル抗体価検査はハンテイフノウ、それではと3月3日に再度インフル抗体価検査採血。
 結果は期待に反して、またもや、“ハンテイフノウ:非特異的反応により”。
 自分の知識の限界を越え、『何でやねん』と検査課に質問。
 この検査法は補体を使う検査で、色々と修飾されると非特異的反応を起こして、ハンテイフノウのなる。
 理解不十分だけど、相手が患者さんだと、返金問題が起こりそう。
 頼んで、別のHI法(Hemagglutination Inhibition Test:赤血球凝集抑制試験)で依頼。
 ここは向こうさんも、私が2回も無駄をしたことを考えて無料にしてくれた。
 患者さんでも、無料にしないときっと許してくれそうもない。
 三回目を期待しておく。

 今日の予約外来、人数は少なめでも悪い方は良くならず、難しいまま。
 鎖骨下静脈穿刺予定で、御家族の希望から延期になった方、スタッフより、手足の血管が細く穿刺が難しくなってきているとギブアップ寸前。
 明日、“Yes or NO”の答えを聞く。
 それでも、“NO”なら、もう入らなくなった時点で点滴は辞める、限界到達。
 
 ついでに、“ヒブワクチン等「接種見合わせ」継続”の発表。
 そして、「ワクチン接種と死亡との明確な因果関係は認められない」としながらも、「安全性を判断するにはさらなる情報収集が必要」との話。
 前者、因果関係なんて接種直後の異変以外の場合は判明は不可能は当ったり前。
 後者、さらなる情報収集と言っても、日本では接種見合わせたら、新しい国内情報はゼロのはず。海外の情報を集めて、考えた結果が接種実施だったから、この上に何を集めるの?
 これは、あの米国務省(前沖縄総領事)本部長の“本音と建前”の見本かも。
 次回の見解発表で、新しい情報とは何か、見守っておこう。

※ “メ”前駐沖縄総領事のお言葉は“本音”、ずっと前から言いたかったことがこぼれてしまった。
コメント
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