ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

インフル判定不能

2011-03-01 21:30:49 | Weblog
  2月7日の“タミフル”試用に対し、24日に自分の採血をしたインフル抗体価検査が出た。
 期待して検査結果画面を開くと、“ハンテイフノウ:非特異的反応により”。
 これが結果で、“よく分からん”、先週これだけに対して数千円を払ったのに回答は“判定不能=何にも分からん”→“ガッカリ”
 今までの経過を判断する客観的証拠は得られなかった。

 これがケチの付き始め。
 明日からの抗ガン剤、化学療法を研修医と相談し、年齢条件等から既定のものを軽めに変更すると、院内化学療法プロトコール(手順書)に載ってないものは認められないと言われる。
 確かに載ってないけど、載ってるモノから肉体&年齢的条件からやや軽めに変更したら“不可”判定。
 軽めにした理屈は理解出来るはずなのに、載ってない・文献をつけてくれと、まあ、規範からみるとそういうのも有りだろうけど、考えて判断しても良さそうにも思ったが、もう明日の事で残り時間も少なく、“1 vs 多数”でごり押しは止めて安易な妥協、内心“クソッタレ”、外には出さない。
 
 夕方の院内研修会はかったるくなって欠席帰宅で熱燗に決定、これも安易な妥協。

※ 京大入試問題事件、携帯端末までの到達は早く犯人のガード、甘そう。
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ニュージーランド地震

2011-03-01 21:30:15 | Weblog
 “ニュージーランド地震”という言葉から単純に連想すると、ニュージーランドという国全体が地震に見舞われたように捉えられてしまう。
 あの“阪神大震災”でも、他国には“日本地震”と伝えられていたようなもの。
 ニュージーランドの“クライストチャーチ地震”とでも表記を変えるべきかな。 

 午後にCT下肺生検を実施。主体は若いのにやってもらい、折角の少ない機会なので、後半を研修医にやって貰うことにした。
 始めにガイド針が目標に刺されば、後は生検針を適当な深さにまで刺して、細胞を採取するだけ。
 検査法だけでなく、その腫瘤に向かって進んでいく感触をも経験して貰うのも目的。
 肺なら、スカッと無抵抗の空間を進んでいくが、腫瘤ならグニュグニュッと進んでいく感触を学んで欲しい。
 しかし、事前指導学習が不十分だったのか、ちょっと物足りなかった。

 2月24日に新患外来の腹部腫瘤疑いの結果が出た。
 “正解は自分にあり”、腹部CTと上部消化管内視鏡で腫瘤は存在し、他科の担当医の“はっきりしない”は残念。 
 患者さんには気の毒もあるが、“差”をつけてしまった。

※ 皇太子インフルの治療薬は何か、秘かに知りたい。
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