ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

貼る麻薬鎮痛剤

2008-05-04 22:10:45 | Weblog
 出勤、某患者さんの夜間疼痛(痛みの訴え)に当直医が痛み止めの点滴指示をしてくれていた、感謝。
 まだ、それほどでもなく飲み薬までしか指示(この時はこうしてと、前もって書き伝えておくこと)してなく、迷惑手間を掛けた。
 看護師さんからも言われ、麻薬系の貼る鎮痛剤を処方。
 デュロテップ(商品名)というもの、日本では基本的にはモルヒネ製剤(飲み薬など)から切り替えて使うことになっているのだけど、余り飲めそうもないので、見切り発車。即ち、邪道だが、即、デュロテップを貼る。
 ただ、はじめからそのまま貼ると、吸収量が多すぎるかもなので、半分が皮膚に接するように貼る。
 半分に切ってしまうと、効果が不安定になる。皮膚から吸収されるのなら、皮膚に接する面積を半分にすればいい、それだけ。 
 ちょど、側に研修医、教えておくが自分で処方をして体験しないと効果は理解しにくい。
 飲めなかったら次の手段、第一の目的は痛みを和らげること、このために極力患者さんの負担の少ない方法を探す。
 これは貼り薬だから、飲み薬よりも副作用が軽い。
 もっと積極的に使っても良く、患者さんによっては第一選択剤でもOKのはず。
 この考えは主流ではなさそうだけど、そんなの知らん!
 先日も、直ぐに使ってしまった。

 明日は、この効果確認のために出勤すべきか否か、どうする?

 女子テニス伊達選手、11年ぶりでそこそこ勝つ、カッコいいけど女子は層が薄い?

※ 中国本土の五輪聖火リレーはさすが面目。
コメント
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