ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

研修医指導模索

2008-05-19 23:02:17 | Weblog
 今日は夕方激しい雨かもと、大きめの傘を持って出勤。しかし、雨は遅れて夜まで降らず、お荷物。
 外来はそれほど混まず、研修医もややゆっくり診療出来た?
 でも、まだまだ物足りないが辛抱繰り返し。どんな指導、やり方が一番それぞれにあってるかは、難しくも分からない、模索のまま。
 患者さんの前で、診察見本と修正もいいけど、研修医のプライドもあろうし、患者さん側の『いい加減にしてよ』という心境もあろうし、頃合いは微妙。
 途中で口出しすると、当然患者さんの目線は私の方に向いて、研修医はないがしろになりそう。もう医学生ではないから、現状私は緊急以外は補助をしている。
 研修医は自分の診療姿勢を自分で作っていけと言う風に思っているのだけれど、これでいいのかとも感じることもある。でも、お仕着せはつまんないよ。
 夕方、重病疾患患者さんのご家族に、隣に研修医が坐って私がムンテラ(病状説明、診療方針解説等)を行った。
 次回は研修医にやって貰おう。
 「私はまだ重病疾患の話をしたことがない」
 「嘘を言わなければ大丈夫。今日の話のように本筋を外れなければOK。後ろに私が付いてます。」と支えてやってもらうつもり。
 私が絶対に支えるの感覚をご家族に感じさせれることが出来たら、研修医でもOKのはず。

※ 日本国際緊急援助隊撤退か?お客さんは危険な場所に行かせられないというのが中国側の姿勢。だったら、互いに大いなる無駄。
コメント
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