ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

インフルエンザ迅速診断

2005-12-12 22:25:49 | Weblog
 日本ではマスコミからも結構宣伝されているので、かなりの患者さんが知っている。
 検査名を指名で言われます。「インフルエンザの診断をして下さい」と。
 風邪のようで熱があると「インフルエンザではありませんか?」と聞かれる。
 今日もあった。発病様式からは、可能性は低そうだけど検査希望があった。
 はっきり違うと100%断定は難しく、押されると寄り切られそう。
 希望者全員にすると、検査数は去年以上になる可能性もありそう。
 そこで、「あなたの病気の程度は、インフルエンザの可能性は低そうだし、発病から日にちが経っているので検査しても無駄。」とか説得、説明しないとならない。
 それでもと言われると、患者を納得させる為という社会的適応の範囲でしょうか。それとも、医師は不要と考えているので、それ以上をお望みなら自費で検査しましょうかとでも言うべきだろうか。こう言うともめそうだし、その中に医師の見込みに反する結果(医師は検査不要と判断した方が、自費でもと検査したらインフルエンザ陽性と出た)の場合は、メチャクチャ言われそうだね。
 これをびびると希望者全員検査かな。これもしゃくだね、これなら医師の判断も不要となり、患者さんが勝手に選んで下さいとなるのだろうか。

 やはり、患者さんに対した医師が、その患者さんに信用されているか否かが決め手だろう。
 研修医は社会的適応に引っ張られそうな感じ。

※ 昨日のひらめきは、忘れさる前に実施した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする